しがないリーマンと自転車の話

趣味も仕事もこなしつつ隙を見て更新されるしがないブログ。 中華カーボンを購入した話だったり、マイナーなブランドのパーツを購入した話だったり、海外の記事を読んで紹介したり感想を書いたりする話だったり。 https化しました。問題のあるページがありましたらコメントにてお知らせください。

CYCLING WEEKLYさんにさらっとF12のレビュー記事がありました。

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スコア 9/10
良い点
・速い
・エアロ
・軽い
悪い点
・高価
・乗り心地はよくない

レビューした価格は£10500(140万円弱)



以下いつも通りなライドレビューのみ。
「疑うまでもなく、F12はレーシングマシンだ。F8、F10、F12と、純粋なパフォーマンスアップが各ステップで少しずつ踏まれている。

剛性のアップはパフォーマンスバイクでよく語られる。F12も同様だ。
エッジが立っており、機敏で、ハードコア。
あなたが求めていて、私が数年前までレースで愛していたものだ。
それはあなたを少しでも速くするのに疑いはない。

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特に画像が無いので、ベルナルさんをご覧ください

ここ何年か、Team Ineos(旧SKY)がピナレロと共にこのバイクを使い続けてる理由がわかるよ。よく働いて、速い。何にでも使える。TTステージ以外はね。

週末にローハイトなホイールを履いてライドなんてこともできるよ。丈夫で、繊細であることを気にしなくていい。

独特なフォーク形状だけどトラディショナルなものとの違いはあまり目立たないな。
タイヤはワイドになったのに、あまり快適ではない。
多分、タイヤとか、コンポーネントを変えられるから、完璧な快適性は持たせてないんじゃないかな。

しかしさ、ハンプシャーのCYCLING WEEKLYのランチライドループにはいくつか悪路があるんだ。2,3年はパンクしたことなかったんだけど、初ライドのフラットで10分。BANG。
まあ、たまたまの不幸かもしれないけど、P-ZEROを80-90psiにしてて、今まで起きたことはなかったんだ。
そこからは路面状況の把握に必死さ。

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特に画像が無いので、トーマスのバイクをご覧ください

F12はとてもクイックで、いつも技術パートのライダーに振り落とされていた場所があるんだけど、ついて行くことができたんだ!Stravaのタイムも更新さ!

供給されたバイクは私にとってすこし大きかったかな。54cmで6.71kgを下回っている。
これがピナレロの進化か。F10は52cm で7kgくらいだったはずだ。エアロで軽い。

さて、価格の話をしようか。
1番上のモデルは£120000で、今乗ったのは£10500だ。天文学的な数字だ。
ピナレロはブティック店にでもなったのか?
わざと一般的なサイクリングの価格から外れてるのか?
10Wの節約コストが£1000としても、F12はF10と比較して高いんだ。
フルクラムのカーボンホイールとシマノのDURAACEでコンポは改善する必要は無い。

あなたが、最高のレーシングマシンが欲しいなら買うべきだ。
ありがたいことに、その技術のいくつかは手頃な価格のモデルにも普及する。グラベルまでもね。

私のようにF12が手の届かない位置にある人は、PRINCEやGUNなどが同じように活躍してくれるでしょう。
価格をもう少し抑えてくれてればスコアは10/10に値します。」

とのこと。



2019年10月5日(土)に稲城の河原でCANYONの試乗会がありました。あとサーヴェロ。
メインはグラベル向けですが、ロードも用意がありました。

試乗のラインナップはこんな感じでした。

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……。

来場して一番最初のびっくりはこれでした。
まあ、並んでるところにもパネルはありますが。

こんな感じ。
もうDISCブレーキ車ばかりですね。

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試乗したのは以下の3台
①Ultimate CF SL DISC 2XS(試乗車番号1)
②Ultimate CF SL DISC XS(試乗車番号2)
③AEROAD  2XS(試乗車番号7)

順番は①→③→②
1台につき15分ほど。
XSサイズは大人気過ぎて、1時間待ちとかになってました。
サイコンの停止時間は1:55でした。
本当はAEROADのXSも試乗をしたかったのですが、精神修業は苦手で、②の待ち時間でギブアップ。



以下画像
前回の試乗会と同じく、サドル高は68cmです。

①Ultimate DISC 2XS
リーチ368mm,スタック500mm,
スペーサーは10mm2枚と5mm1枚?
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②Ultimate  DISC XS
リーチ378mm,スタック522mm
スペーサーは10mm2枚と5mm1枚?
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③AEROAD  2XS
リーチ363mm,スタック494mm,
スペーサーは10mm2枚と5mm2枚?
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Ultimateがワンピースのエアロハンドルを使用しているのに、AEROADは丸ハン、そして80mmの短いステム…変速も少々整備不足か、カリカリ鳴る…。

以下、メモ。レビューやインプレッションとは言えない程度のものです。いや、単なる感想だからインプレッションとは言えるか。

Ultimate
総合点高いです。
ディスクブレーキ車でしたが、以前埼玉で試乗したアイツのような漕ぎ出しのっそりな印象もなく、どの速度でもキビキビした感じ。
完成車重量は軽くはないのに、それを感じさせない乗り心地でした。
ダンシングが弾む。リズミカルに踏めて楽しい。延々とダンシングできるような感覚。

AEROAD
Ultimateと比べると真っ直ぐ進み続けるのが得意。試乗中、強い風が吹くことがあったけど向かい風もいなしてくれてた印象、Ultimate試乗車と比べるとディープリムな面も恩恵があったのかもしれない。ダンシングはUltimateに比べるとしっとりした感じ。
車重も重くない。漕ぎ出しも重くない。
エアロロードだからといって登れないわけでもなさそう。

UltimateとAEROADを比較するならば、
キンタナのようにダンシングを多用するならUltimate
トニーマルティンやファンデルプールのように淡々と力強く踏み続けられるならAEROAD

という感じか。トニマルはもう乗ってないが。印象強いなぁ。

大得意な部分が違うだけで、どちらも〇〇が苦手!っていう部分はなさそうなので、見た目の好みで選んでしまってもいいんじゃないのっていう印象。

166cm以下は2XS推奨となっていますが、やはりスタック、リーチ短いです。
私はXSのほうがしっくりきました。

ガンダム見て食事して帰宅
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2019年世界選手権でトレンティンとの一騎討ちを制し、アルカンシェルを手にしたMads Pedersen。

昨日の1dayレースTour de l’Eurométropoleにてアルカンシェルを身にまとうペデルセンと共にスペシャル仕様のMADONEがお披露目。

ちょっとはにかんでる感じが若くてキュート

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虹色の極太巨大フォントを期待していたのだが、違いました。

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なぜここで撮ったのか…。グラベルバイク…?
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まだまだ若いですし、これからの活躍に期待しましょう。
プレッシャーやら色々あるでしょうが、頑張れ。
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そこそこに良いスペックのホイールを良心的な価格で提供しているHUNT
チューブレスレディのリム、カーボンスポークで構成されたホイール。値段はすこしお高い。。
そしてコンチネンタルチームのCANYON DHBのニューウェポンになる模様。

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BIKE RUMORさんから



なにやら新しいカーボンスポークが自信ありらしく、
「今回のカーボンスポークは一味違うぜ。
これのおかげで従来のスチールスポークよりも剛性31%アップだ。そして、従来の通りに調整して、維持できて、交換可能さ。」
とのこと。

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このカーボンスポーク、
TaperLock Carbon Spoke
というらしいのだが、
450kgfの引っ張り強度をもつらしい。
これは一般的なステンレススポークの50%アップだとか。
そして、リム、ハブ、ニップルのどれにも接着をしないらしい。

かわりに、両端がテーパー状でくさびがあり、機械的にニップルとくっついている模様。

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スポークだけではなく、リムもHUNTのニューテクノロジーが使われているらしく、
フィラメントを巻く製造工程において、従来ハンドレイアップしていた部分で、より緻密にリム全体の繊維の配置ができるようになったとのこと。

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スポーク穴周りは強度を高めて、必要ない場所は抑えて…という配置が可能となり、軽量化を達成。
さらに、正確にカーボンを配置することで、無駄がなくなりコストも削減。

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今のところ、リムブレーキ仕様のみ。
バサルトセラミックブレーキトラックな仕様とのこと。
リム内寸は19mm
外寸は26mm
リムハイトは36mm
チューブレスレディで、リムテープは貼られてるから簡単に使えるって。

ハブはセラミックベアリング使用。
シマノ、SRAM、カンパ全て対応。XD、XDRも用意してるって。

付属品はブレーキパッド、チューブレスバルブ、QRレバーとスペアのスポーク。


現在プレオーダー可能で、発送は11月中旬。
価格は£1379 ($1765 / 1606€)
スペック考えるとなかなかなお買い得値段?

HUNTのページは国ごとに価格が出るようです。
日本出荷の価格は…?

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165666円!だいたい17万円!安いぞ!?
1295gでミドルハイト…いかがでしょうか…?
HUNTの商品ページはこちら
決戦用にも、普段使いにも、どうぞ。



AEROAD CFRの新しい情報がないか、twitterを見ていたのですが、
まあ、なかったのですが、

「俺のバットモービルのほうがHOTでCOOLだぜ」
というツイートがありました。
真っ黒のエアロードでした。

真っ黒のエアロロードって流行中の流行だな…。でも気になるから自慢するならバットモービルのアングルもういくつか見せてくれよ
と思いながら見ていたら、メンションに@ValtteriBottasって書いてある。

びっくりして辿ってみたら、モビスターカラーのCANYON Ultimateを新調したとツイートがあるではないか!



てへぺろ画像は割愛

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CANYON Ultimate CF SLX DISC
SRAM e-TAP RED AXS
ZIPP 454 NSW

という構成でしょうかね
ハイスペックな構成、憧れる…。


ちなみに、サッカー選手のネイマールはオリジナルカラーのSCOTT FOIL DISCを持ってます。

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http://cycling.today/scott-give-neymar-special-edition-foil-disc-to-aid-world-cup-rehab/



CYCLING EXPRESSで売られているROLLING STONESがDENGFUだかHONGFUだか忘れましたが、
UCI承認を得ている中華カーボンフレームなのはよく知られた話。

個人的に少し高めなお値段設定かなと。
Rolling Stone Hider ディスクカーボンフレーム

中華カーボンも最近のトレンドに追随して、
ケーブルフル内装、カムテール形状のフレームを製品ページに乗せつつあるようです。



TOPFIREのFM-R899というモデルですが、
https://www.top-fire.com/full-integrated-carbon-disc-road-bike-frame_p97.html

なんか他と比べて気合入れすぎな詳細ページ
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workswellなんかもこんな感じです
http://www.workswellbikes.com/PRODDUCT/ROAD/Aero/20190108/188.html

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AVENGERなんかも
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AVENGERもモノによってはUCI承認があるんでしたっけか。

有名どころよりも一回り遅れて発売されることが多いという感じがありましたが、
ここのところは違うのでしょうか。ヘッド部分の内装システムはFSAのACRシステムかな?

ケーブルが内装されたバイクがすっきり見えるのはわかりますが、
自分であれこれ弄る人にとっては、ちょっと面倒になってしまう進化かなとも思ってしまいますね。



多くはないけど、登り途中に勢いよくインナーに下げたりすると、チェーン落ちに見舞われたりする最近。

まあ仕方のない部分もある。
シフター:microSHIFT
FD:SHIMANO
RD:microSHIFT(プーリーはDuraAce )
スプロケ:SHIMANO
クランク:ROTOR
チェーン:TIPSUM

なのだから。
互換性なんて知ったことではないのだ。
好きなパーツで好きなバイクを組むのが本来のバラ完なのだ。



というわけで、チェーンキャッチャーを導入しようと思いました。

候補は
TOKEN
ROTOR
K-EDGE
KCNC

です。



この中で、(取付時を除き、)FDの固定するネジを緩めずに位置を微調整できるのはROTORとKCNCの2つです。

なんだかんだそういう工夫はエンドユーザーに親切です。

KCNCをまず考えていましたが、クランクとの兼ね合いもありまして、ROTORにしました。
TOKENもK-EDGEもすでに取り付けてあるからKCNCが入ればまたブランドが一つ増えたのに。。。



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重量
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取付

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Amazonのレビューにて、「シマノの新型FDだと干渉してしまう。」との話がありました。
個体差だと思っていました。
クリアランスはこんな感じです。

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結構ギリギリです。
角度の問題でRIDEAのスペーサーを取り付けているのですが、
これがなかったら干渉していた可能性があります。

チェーン落ちなぞ、ちゃんと調整して、丁寧に変速すれば避けられる
というご意見もごもっともです。
ただ、疲れてくると操作はがさつになりますし、トラブルはいつ起こるのかわからないものなのです。
10gでいくらかの気持ち的な安心が得られるなら、それもアリだと思うのです。

 



日曜日の夜、なかなか寝付けず、UCIのフレームリストを見ていたのですが、こんなものがいつの間にか追加されていました。

CANYON AEROAD CFR DISC R065

2019-09-30 (2)
発見したのは9/30の午前1:30のことだったようです。よほどうれしかったのでしょうね。


Lapierre AIRCODE DISQUE
2019-09-30 (3)


DISQUEはフランス語でDISCのことみたいです。



AEROADは少し前に話題になっていました。



世界選手権のマチュー・ファンデルプールのバイクはこんなのだったようですね




メリダのTTバイクは不満なようで、去年のBMCのバイクで世界選手権TTを2連覇したローハン・デニス(過去記事)。

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バーレーン・メリダと契約終了になります。当たり前か。
Cycling Weeklyの記事より

Bahrain-Merida terminate contract with Rohan Dennis


2019年9月13日に契約終了は合意したようですが、
世界選手権のデニスのスペースや準備を十分に確保するために、公開はされなかったようです。本当かどうかは当人達にしかわかりません。
デニスからは現時点でのコメントはなし。

デニスは2019年にBMCからバーレーンへ移籍。
不仲説が一気に広まったのはツールの12ステージでの謎の棄権。
MERIDAのバイクではTTチャンピオン然とした走りができないという不満があるのではという噂がありました。
で、世界選手権での使用バイクは先日の記事の通り、BMCのTIMEMACHINEで勝利。
メンタルも強いですね。

ロードレースの方もTEAMEMACHINEに乗っていたそうです。DNFでしたが。
ていうかフィニッシュした人は全体の1/4しかいない過酷なサバイバル…。無理だろこんなん…

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超有能な選手が市場に放り出されました。
どのチームも放ってはおけないのではないでしょうか。
2020年はどこのチームに所属するのでしょうか、楽しみですね。




Bjorn Bikesというメーカーが、リサイクル材を使用したグラベル用フレームと、ラバーグリップをリリースするようです。


フレームの画像から。

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フレームもフォークも60%以上はリサイクル材を利用してるとのこと。

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お値段は$1699。

塗装する必要がなく、重量比がとても丈夫で長持ちなステンレススチールが選択肢としてベストだったとのこと。

数百時間かけてベストな形とスチールのグレードをテストし、
フレームは60%以上のリサイクル材
フォークは70%以上のアルミのリサイクル材でハイドロフォーミングする
という結論に達した模様。

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ジオメトリはステム短め、トップチューブ長めとのこと。それとハイボリュームな700Cタイヤを想定。
安定性を高めたジオメトリだそうです。

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コミューター向けにもグラベル向けにも信頼性高いアドベンチャーバイクとしても組み立てることが可能だそうです。

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梱包もプラスチック材を使わずに、再生段ボールのみを使用する徹底ぶりの模様。

興味のある方はこちらからどうぞ。




イギリスのヨークシャーにて行われている世界選手権。

2018年世界選手権でのTTチャンピオン、バーレーン・メリダ所属のローハン・デニスが2019年も驚異的なタイムで勝利、タイトル防衛に成功しました。

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2位は1分8秒遅れで超新星レムコ・イヴェネプールです。U23カテゴリーをすっ飛ばして参加の19歳。



そして、デニスの乗っているバイクですが、どうやらMERIDAのTIME WARPではないようです。

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BMCのTIMEMACHINEのようです。
リアに弁当箱が付く前のモデルのようです。

デニスは2019年のツール・ド・フランスでも得意のTT直前に体調不良でリタイアをしました。
当時も「MERIDAのバイクが不満なのではないか」という噂が立ちまくりました。

そして、今回のこれです。
空力、剛性、ジオメトリ、気に入らない要素はどこにあるのでしょう。
MERIDAも頑張らないとあかんですな。



3連休エンジョイしていて、全く返信をしていなかった中華電動コンポのメーカーさん。


お仕事が終わったら返事をしようと思っていたですが、向こうからさらにメールが来ていました。



「やあACK
お前にいいニュースを持ってきてやったぞ。
今、B2Cに向けて動いているんだ。
買えるようになったらすぐにリンクを送ってやるよ!
じゃあな!」

とのこと。急な展開にびっくり。
ページへのアクセスが増えてびっくりしたのでしょうか。

いくらになるかなというのが気になるところ。
ていうかロード用でしょうか。
展示会でアピールしてたのはMTBコンポ、ホームページにあるのはロード用コンポ…これは…。
せっかく売ってくれるのだから、MTBコンポでもなんとかして取り付けを頑張るしか。
ロードがダメならミニベロにつけてやる。。

販売まで多少の時間はかかるでしょうが、買えるようになるかもしれないです。
またお話が進みましたら続報を書きたいと思います。





Road to さいたまクリテリウムの併催として、
Y'sRoadさん主催の試乗会がありました。

試乗したものの画像を乗せます。

すべてサドル高は68cmです。
自分の場合は、デフォルトのステムが短くてあと20mmくらい伸ばさないと腕が詰まってしまいました。
私の体格はどこかの記事で書いた気がしますが、
身長163cm、股下77cm、体重54kgです。チャベスとユアンに憧れちゃう系の人。

ちょっとした感想を1~2行くらい書きますが、自分用のメモ程度です。
路面は整ってますし、平坦ですし、超ぶっ飛ばせる環境でもないですし。

BOTTECCHIA EMME4 SQUADRA (でしょうか)
サイズは多分44、リーチ377mm、スタック511mm

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TEAM EDITIONですね。これ国内サイトにある?
半年ぐらい前に見たORBEA ORCA OMRのようなスローピング具合。

乗り心地も車体も軽い。ゼロ加速はこれが一番気持ちよく伸びた。踏んだ時のグンッが気持ちいい。
今回の試乗会のような減速→ヘアピン→加速の繰り返しだと、いい印象しか残らない。
今のリムブレーキモデルは完成・洗練されているのでしょう。


BIANCHI Oltre XR3 DISC
サイズ47cm、リーチ375mm、スタック495mm

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うん…。ホイールも装備も控えめだしね。
ホイールが重いのだろうか、あまり良い印象は受けなかった。
速度が乗れば快適なのだが、そこまでがのっそりと感じる。
違うホイールだと印象は変わるのだろうか。CVもこんなにきれいな路面だと体感できず。

XR4は試乗してません。



CANNONDALE CAAD13 
サイズ48、リーチ374mm、スタック520mm

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FORCE eTAP AXSにKNOTホイール、SAVEカーボンハンドルバーの1番上のグレードですね。
乗り心地はカーボンに近づいたとのこと。

先代から様変わりしたけど、私はいい印象でした。SAVEハンドルが自分的に好みだった。
下手に踏んでもしっかりと加速してくれるのはアルミの良さでしょうか。
アルミの良さを残しつつ乗り心地向上という感じ?。長い距離を走ってみたい。

CANNONDALE SUPERSIX EVO3
サイズ48、リーチ374mm、スタック519mm

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自分の中では「すしえぼさん」と呼んでいます。
カラー的にこれも最上位グレードですね。SIクランクにDURAACE Di2、KNOTホイール、SAVEハンドルバー。
掲げている45km/hで30W削減ですが試乗会でそんなことできるわけなく。。。

ジオメトリはCAAD13とほぼ同じですね。CANNONDALEはこのジオメトリに自信がある模様。
スルーアクスルの高剛性は感じますが、CAAD13と比べると軽くてしなやかな印象でした。
タイヤがRubinoとCorsaの違いもあるので、その差はあるでしょう。

上質な乗り味を求めるならSUPERSIX、走る楽しさに全振りなのがCAADという感じでしょうか。
しかし、価格差考えるとすしえぼさんに軍配が…。


CIPPOLINI RBK THE ONE
サイズを覚えていない、、その場にあった小さい方。
XSでしょうか、リーチが383.5?、スタック500.5?

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チッポリーニはBOND2が気になったけどサイズがありませんでした。残念。
調べると堅いって聞くけどどうなのでしょうか、という漠然とし過ぎている失礼な質問をスタッフさんにしたのですが、
スタッフさん曰く、「RBK THE ONEはスイートスポットが狭く、そこを上手に踏める人はこのフレームを楽しい・素晴らしいと感じるし、そうではない人は踏んだ後に弾性で返ってくる力が脚に返ってきて、あまりよく感じないかもしれない。」
と、丁寧な回答をしてくださいました。うろ覚えですみません。
CIPPOLINIはそのスイートスポットの位置がモデルによって違うので、いろいろ試して欲しいとのことでした。うろ覚えですみません。

RBK THE ONEですが、なるほどたしかに、きれいにペダリングすると気持ちよく伸びます。
ごっつい見た目とは裏腹に、丁寧さを求めてくるようです。
楕円リングの使用は位置を細かく調整しないといけなそうですね。

試走は以上です。
当初試乗の予定がなかったですが、BOTTECCHIAのEMME4は予想外に良かったです。

あと、大宮けいりんののれんがあるブースでローラー漕ぎました。
負荷が軽いので、踏むよりも回さないといけない。難しいですね。
誘ったら来てくれた埼玉在住の兄が撮ってくれました。


ぎりぎりで規定タイムをパスしたので、こんなタオルを頂きました。
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先日の記事にて、紹介させて頂いたwheeltopというメーカーさん。正式なお名前は、

Lanxi Wheeltop Cycle Industries Ltd.

というみたいです。

明らかにBtoBの取引しかしていない企業ですが、買えるのか、駄目元でメールしてみました。
内容はこんな感じ

「やあ!ぼくは日本に住むACKだよ!
こういう経緯であなたの企業を知ったんだ。

WEBサイトに載っている電動っぽいコンポーネントがスゴい気になってるんだが!
BtoCの販売はあるの?個人で買えるの?価格はいくらなの?
返信楽しみに待ってるからね!」



企業ではないし、すぐに返信が来ることはないだろうなと思っていました。

返信が来ました。

返信が来ました!

内容はこんな感じです。

「やあ、ACK!メールありがとう!

完全なアイテムをEUROBIKEで展示したんだよ!
市場に投入する準備はできている。
ただ、今は個人に販売する計画はないんだ。
※2019/10/3追記
現在B2Cに向けて動いているそうです。

最低発注数は5セットだ。

繰り返すけど、うちの製品に興味をもってくれてありがとう!楽しみにしててね!

ところで、次はTBW(TAICHUNG BIKE WEEK、10月16-18日)に出展するんだ!よかったら来てね!」

という内容でした。
たしかにEUROBIKEのページを見たら出展してた。ただ、どこも記事にしてなかったぞ!?

さて、どうするか

・発売まで待つ
・人柱を集う
・台中に行く

今日はさいたまに行ってきます。
あ、一緒に購入してもいいよっていうヒトバシラー希望者は問い合わせフォームよりどうぞ。商品が届くかも正常に動くかもわからないですが!
代理店さんは狙うなら急いでね

その後






ただ思ったことをメモ書き程度に書き殴る。

・トレーニングの話
時間豊富なガチ勢向けの記事

参考になる部分は多い。
器具を使った日常の体幹トレーニングやストレッチはいつも通りな内容。
食事法はできるときにしてみよう。
睡眠時に口が渇いて起きることなんてあるのね。

脚質って自己申告じゃなかったんだ!

参考人のトレーニングメニューは毎日のように午前も午後も時間を取って乗っていて羨ましい。
午前連って、残業が確定してるときに1時間早起きして30〜40分ローラー乗るやつだと…え、違うの?二時間もとれるか!
え、朝は低血糖だから筋肉を分解しないように低強度トレーニング?時間無いからってEmilyとかタバタやったらだめだったんか?
やはり引っ越すなり転職するなり考えないとだめだなこりゃ。。

毎日十分に乗れる時間を取れる人にとっては、1週間のトレーニングメニューも参考になるのだろうけど、
家庭、通勤、残業いろいろな事情で平日に何もできない日もあります。
読んでるとインターバルトレーニングくらいしか書かれてないような…。
社畜はインターバルトレーニング決定。

冗談は置いて、
大事なのは本の内容をそのまま真似ることではなく、

内容を理解すること。
自分のプログラムや生活に欠けている部分を見つけること。
それを組み込んで、実践してみること。
ダメだったら何故ダメだったのかを分析して、改善してみること。

そのままPDCAのサイクルですね。

内容がわからなかったら片っ端から試せばいいのです。そんな十分な時間ある人はもともと強い。



・EUROBIKE 2019の話
新製品やコンセプトの登場は毎回ワクワクさせられます。
他の記事によると会場でメインでドーンと構えていたのはwahooをはじめとするインドアトレーニング勢だったようですが、やはりこれからはインドアライドの製品が多く登場するようになるのでしょうか。
場所と金さえあればwahooのインドアバイクと、オルカのトレッドミルは欲しい。どちらも30万円くらいですか。GHのフレームよりは安い。

あと磁石でくっつくMTBペダルが気になる。
何が気になるって、砂鉄まみれになりそうなところが。

あ、アマゾンも今日からまたタイムセール祭りですね。

こんな記事を見つけた。
台北でのバイクショーの記事
https://www.pinkbike.com/news/12-speed-wireless-drivetrain-wheeltop-taipei-cycle-show-2019.html

で、こんな企業を見つけた。
WHEELTOP

クランクを主に作っているメーカーみたい。
ホームページは2017年から更新がなさそうな雰囲気で不安。

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主に廉価クランクっぽいですね。
アクスルの規格がコッタレスばっかです

パートナー一覧
ちょっと驚き。
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みんなが知ってる企業ばかりじゃないか 
Wheeltop componentとかでググってみると、GIANTのバイクが一番上に引っかかったりした。キッズ用の。



それよりも気になるのが、Drivetrainのところ。

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電動ですよね。半無線っぽいですよね。
パーツの構成がFSAに似てる気がする。気になる。
http://www.podium.co.jp/fsa/k-force-we/post.html

リアは1枚目から10枚目まで1.5秒で変速できるとか謳ってる。本当かよ。

完全にB to Bな企業っぽいけど、BtoCはあるのだろうか。
とりあえずメールしてみよう。

その後







BIKE RUMORにて、ユニークなハンドルの記事がありました。
https://bikerumor.com/2019/09/13/funky-drop-bars-ridefarr-adds-aero-gravel-one-piece-surly-rises-at-the-truck-stop/

1つはride farrというメーカーのハンドル
お名前は「AERO GRAVEL ALLOY」
そのままだ。

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同社の「Carbon Aero bolt-on」という商品をもとにワンピース化したらしいです。
単体で色々なポジションを取ることができます。

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同社の「Carbon Aero bolt-on」


フレアは25°
サイズは42, 44, 46cm
重量は46cmのもので500gくらいとのことです。
価格は$95を予定。
好き勝手にアクセサリをマウントできそう

同社サイトから予約が可能な模様。



SURLYからもこのようなドロップハンドルが登場します。
お名前はTRUCK STOP BAR
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フラット部が30mm上がっています。
フォークコラムを切りすぎてしまってもチャンスがある(と公式ページに書いてある)。
サイズは42,45,48cm(上部)
フレアは12°
下部の幅は475, 505, 535mm
ドロップ量は99mmというべきか、129mmと言うべきか…。
公式ページに軽量なアルミですとは書いてある。

Specializedでもそんなものがあったりしたな
時代を先取りしすぎていたのか。
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私はFavero Assiomaという両脚計測に対応したパワーメーター内蔵のペダルを使っています。
そして、私の脚の出力には左右差があります。直す気は特にありません。

流してしまって構わないですが、一応ログです。
FTPは230W、4.2W/kgくらいでしょうか。測ってない最近はまた落ちた気がします。



最近の実走したときのログ(2時間)
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最近のZWIFTした時のログ(2時間)
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だいたい、左右で約5%くらいの差があります。
均等にするためのトレーニングは特に行っていません。だって趣味ですし(言い訳)。
全力でもがけば50:50に近づきますしね。



自分のログを見ていて、思い出したことを書きます。
ブログを始める前、Twitterで見たものだったと思うのですが、

「A社(クランク型、当時は片側計測のみ)からB社の両脚パワメに変えたら以前よりパワーが低く出た。だからこのパワメは低めに出るうんぬんかんぬん。 」

といった内容のものを見ました。多分違います。

人体とパワーメーターについて、注意点が2つあります。
・片側計測タイプのパワーメーターの計測方法
・利き足と軸足

この2点を考えると、片側計測のパワメでは、パワーが高めに出るのは仕方のないことだったりします。

・片足計測タイプのパワーメーターの計測方法について
両脚タイプのものは、右側・左側でそれぞれの出力を見ることができます。
片方に力が加わってない場合は、たいてい逆側に力がかかっているはずです。

片足計測タイプ(主にクランク型)は多くの場合、左側に機器が取り付けられています。
そのため、大抵は左脚での測定になります。
右側のパワーは計測できません。
その空いてしまう区間をどう補っているのかというと、単純に左脚での計測値を2倍するだけです。
パワメの中で左脚と同等の出力をもつ「仮想右脚」を作るわけです。

・利き足と軸足ついて
手と同じように、脚、目にもメインとサブがいます。
私は
手:右利き
脚:右利き
目:左利き
です。耳や鼻にもあるのでしょうが、詳しく調べていないので。

脚に関しては、
ボールを蹴るほうの足が利き足、その時に人体を支えるほうが軸足。
電車などで無意識に片脚重心にさせているほうが軸足。
走り幅跳びで踏み切る脚も軸足です。
利き側は起用です。反対側は普段からそれを支えます。
両利き?知らんがな。。。

ここから先は、手・脚どちらも右利きの場合を想定して書きます。面倒で…

手が右利きの場合、走りながらハンドサインを出したりドリンクを飲むときは、
左手はバランスを崩さずバイクが進むようにハンドルをしっかりと支えて操舵してくれています。
これを左右逆でやってみると、左手でボトルをケージから出し入れして飲むことも、右手でバイクを支えることも普段より幾分かやり辛く感じるはずです。利き手では支えることに慣れていません。

脚に関しても、利き足の器用な動作を支えるために反対側の脚、軸足があります。
左足のほうがバランスをとったり、踏ん張る力に長けています。
そのため、踏み込む力が左脚のほうが強いというのは人体として当然なのです(個人的意見)。
多少左右差があっても、ペダリングの癖が悪いだとか鍛え方がおかしいというわけではないでしょう(個人的意見)。
意識して左脚を強く踏んでいるのなら問題でしょうが…。
そもそも自転車は右側に重心が寄っているので、無意識に身体が修正しているのかもしれません。


ポイントとして、
・片側計測のパワーメーター(左クランク型)には、左脚と同等の出力をもつ「仮想右脚」がある。
・そもそもの人体の仕組みとして左脚(軸足)が力が強いのはおかしい話ではない。


という2点を考えると、
片脚計測のパワーメーターで左脚の出力を基に単純に出力を2倍すると、
両脚計測よりパワーが多めに出るのは当然ですよね。


以下、250Wで考えます。

左:右の出力比が55:45だとして、
5%は12.5Wです。
左256W:右244W
となります。

左:右の出力比が58:42だとして、
8%は20Wです。
左260W:右240W
となります。

片側計測のパワメでは左脚の数値しか参照しません。
両脚計測のパワメに変えると数値が落ちるのです。

高い買い物ですし、両脚計測にグレードアップしたなら、
パワメの計測出力が低いと嘆かず、出力やペダリングの左右差を見て、
今後のトレーニングや乗り方をどうするか、そのままでいいのか、無理にでも矯正するか、
考えるきっかけと思うといいかもしれません。



先日ぶっ壊れてしまったFD-R7000。
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かわりの品が届きました。
7000がぶっ壊れたら、もう8000しか選択肢は無いわけで…。
重量も一緒に。

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それとこんなものも
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RIDEAのFD用のスペーサーです。これでFDに±4°の角度をつけることができます。
なんと重量は測ることができない!

FD-R8000を直接私のバイクに取り付けてみるとこんな感じになりました。
ディーラーマニュアル通りに組み立てると、
シマノの推奨する位置に合わせることができません。

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RIDEAのスペーサーはここに使います。

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うまくRに沿ってフィットするようになりました。

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というか、FD-R7000使ってる時はそんなことなかったような…?

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R7000とR8000でプレートのRが違うのでしょうか?
それとも個体差でしょうか。
とりあえず組み付けしちゃいます。

 


2019/10/22記事を更新しました(レビューを追記)。

台風のせいで無駄に早起きをしたり、電車遅延で揉まれたり、結局たどり着ける気配無くて休んだりと、予想以上にバタバタした2日間を過ごしてしまいました。
疲れている状態で書いたのでいつも以上にわけわからん和訳している可能性があります。

Cycling tipsにてORBEA ORCA OMXのレビュー記事があがってました。
形的には、お前もか!って感じですね。

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話によると、ORBEAの2020年モデルの予約は95%がディスクブレーキ仕様だそうで。

フロントフォークは空気の抜けを良くする造形。
32mmくらいまでのタイヤなら履けるみたいです。

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一応エアロっぽくはしたけど、結果からいうとポーズの模様。

ORBEAが言うには、
「ORCA OMXはORCA XLMよりも50km/hで50km以上走ったときに27秒速い。8ワットの節約。
ORCA AEROはORCA OMRよりも同条件で87秒速い。
んで、誰がそんな馬鹿速い速度で走るんだ?」

とのことで、ORBEAは(OMXでは)他メーカーの危険な数学での空力アピールには参戦しない模様。
さらに、MAVICのリリースレバーをフラッシュボルトにするだけで新しいチューブ形状と同等の空力効果出ちゃった♪とか言ってるらしい。

直径の大きなBBと肉付きのあるダウンチューブにあわせたチェーンステーは、力を100%引き出してくれるだろう。

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ORCA OMXはOMRよりも15%剛性が高いが、
エンジニアさんによると、
「プロ」の剛性を目指したわけではなく、消費者にとっての剛性はプロの出力を出すことよりも安全性に関するものとのこと。

他とは言ってることは違うが、乗ってみるとペダルに送り込むすべての力を伝達してくれるように感じる。それを望んでいたり何かと戦ってるわけではなくても。
信頼性があり、自信になり、路面がトリッキーになるとそれはさらに確実になる。

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ジオメトリはH1.5のDOMANEとかプロジオメトリverのRoubaixに似てるとかなんとか。

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ハンドルはSCOTT ADDICT RCのセパレートと同じような構造。

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ステムは80mmから130mmまで10mm刻み。100mmで160g。
ハンドルは380mmから440mmまでの5サイズ。
リーチは85mm、ドロップは120mm。220g。
FSAのコンパクトプロみたいだって。
SCOTT ADDICT RCと同じ感じか。
コラムスペーサーは5mmと10mmで簡単に調整可能とのこと。

重量はだいたいOMRと同じくらい。
フレーム833gのフォークは370gあたりのよう。ほんとか!?



乗ったレビュー

言うなれば、
"jack of all trades, master of none"
(特定部門のキングがいない場合の全部門をこなせるジャック…)

この場合、各分野のオリジナルから欠けている部分よりも、他の要素からのフォロー部分によりバイクは良く補われる。

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このバイクはエアロバイクのように超滑らかではないし、ピュアクライミングバイクのように超軽いわけでもない、最近リリースされたエンデュランスバイク(TREK DOMANE)のように40mmのタイヤを履けるクリアランスがあるわけでもない。
しかし、このバイクはそれらの特性をしっかり備えてる。

25mmのタイヤを履くと、スタンダードのORCAのような高性能なレースバイクの特性がある。クリアランスのすかすか具合は見た目は良くないけど、レースバイクから気をそらすことはありません。
いうまでもなく、エアロゲインは限界がある。統合型コクピットはきれいですが、他メーカーと比べると劣る部分もある。

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快適性については、太いタイヤを履かせることはできます。ただ、30mm/32mmを5bar以下で走ることは困難です。
想像の通り、タイヤ幅が広くなると乗車特性がわずかに変わります。ハンドリングの細かい振動は多少薄められます。

しかし、下り坂では、ワイドなラバーとORCA OMXの機敏な加速と低い姿勢のおかげ勢いづくことができる。
ところどころ、私は80km/hに達したよ。
速く聞こえないかもしれないけど、レッドブルを飲みまくったティーンエージャーのように落ち着かない下り坂だったんだよ。

いくつかORCA OMXに似たバイクはあるが、
レースだとかエンデュランスだとか区切り分けしてない新しいバイクに初めて乗ったと思うよ。
ORCA OMXは単純に、とても楽しい。にこにこなライド。
"ロードモード"の時は、とてもOMRを連想させる。
でも、"幅広タイヤモード"のときは、行きたいところへ連れて行ってくれる。。けど快適ではないかもしれない。

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新しいORCA OMXの可能性を少し犠牲にする言い方になるけど、純粋なレースバイクとしても、新しいAvantとしても、少し洗練されていないように感じる。
でも、ロードサイクリストにN+1のルールを浸透させるようなレシピのバイクに僕は思うよ。」
だそうです。

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※2019/10/20追記
Granfondoでのバイクレビュー記事になります。
https://granfondo-cycling.com/orbea-orca-omx-first-ride-review/

「ORBEA ORCA OMXのテストライドは非常に強い第一印象を受けた。

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ドロップドシートステーは目的のための外観だが、
MyOによるカスタムペイントのblue-purple-blackフィニッシュは美しい。
特にダウンチューブのフェードがね。

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同様に、SHIMANO DURAACE Di2でのビルドは完璧で、文句のつけようがない。
フロントに160mmのディスクローターの選択も日常の使用にうってつけだ。

このきれいなバイクを見ると、ハンドル-ステム間のケーブルが気になってしまうが、
これはハンドル部分のフィッティング性を提供するためだ。ユーザーフレンドリーで簡単に交換できる。
機械式でも電動でも扱えるしね。

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一部の人は、25mmタイヤを履いた時のゆとりがあるクリアランスに文句を言っているが、
全体的にうまくバランスをとっていると思う。

スキニーなタイヤを履けば、ORCA OMXはサラブレッドなレーシングライドを提供するし、
快適性やオールロード性を上げたいなら、幅広いタイヤやホイールを履かせることもできるんだ。

ハンドリングは俊敏だけどバランスはいいよ。
408mmのチェーンステーと比較的大きなヘッド角により素早い回転が可能で、
MavicのYksionタイヤは乾燥した状態で確実なスタンスを与えてくれる。
BB下がりが72mmのおかげか、高速でも快適で、安定している。

注意点があるとするなら、フロントセンターが短めだから、一部のライダーはつま先がフロントタイヤに触れる可能性があることかな。
まあほとんどのライディングシナリオでそれが問題になることはない。

それは置いておいて、
ライディングポジションはきれいに中央に配置され、過度にアグレッシブにはなっていない。
いくつかのレーシングバイクと比較して、スタックはわずかに高くなっているため、乗り心地は少しリラックスしているよ。

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残念ながら、32mmタイヤを履いてのテストはできなかった。
でもそれを履いた時の拡張性はワクワクしてる。
バイクの全体的な快適さは25mmタイヤで許容されているけど、より大きなゴムがクッション性を高くして、乗り心地を良くしてくれるだろう。

ORCA OMXのジオメトリはトラディショナルで、究極なパフォーマンスのため人生を懸けているわけではない。
そんなレースバイクは実際には用途は広くないんだ。
これは、多少エアロになって、剛性は上がって、でかいタイヤが履けて、普通のハンドルバーが使えて、普通のジオメトリ。実用的だ。

何かに特化したものを求める場所では、ORCAは目立たないかもな。
とても汎用性の高いバイクだ。
1つ1つの分野の究極のパフォーマーではないが、全て1台で行いたいなら、君が必要とするバイクはまさにこいつだろう。

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とのこと。




アーム部分がもげてクランクに入り込み、
そのままクランクがプレートを破壊
クランクに引っかかり、前にも後ろにも回らない状況になりました。

そのままディレイラーを外して、フロントシングルで帰宅しました。

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まだ1年経過していないので、販売店に持っていってみるか、シマノに問い合わせしてみるのがいいのだろうか…うーん。






ピノはとても重要な2020年の為に、ツールドフランスのために、2019年シーズンはもう終わらせるそうです。

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ということは、
2018年に勝利した秋のモニュメント、イル・ロンバルディアは不参加。
ディフェンディングチャンピオンは不在の状態となります。

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ピノがツールで涙のリタイアの後、ツアー・オブ・スロベニアでカムバックを果たすと信じられていました。
しかしながら、ピノの感じていた疲労と故障による3週間の休養はトレーニングとレースのスケジュールを狂わせました。
ロンバルディアは100%で臨めないと判断したようです。

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思い出すと今でも胸に来るシーン

2019年、リタイア直前の19ステージではベルナルのわずか20秒後方だったピノ、2020年にツール・ド・フランスにカムバックすることを誓っています。
休暇はみっちりとトレーニングするそうです。

ピノは言います。
「すでに2020年を考えているよ。俺にとってとても重要なシーズンになると思ってる。
もう新しいゴールを計画してるし、可能な限り早くピークを見つけたい。
だから、9月終わりまでしっかりとトレーニングを重ね、フィジカル面で遅れることなく冬休みに近づきたいね。」

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ベアリング系のパーツで有名なケーンクリーク Cane Creekから、BBの発表がありました。

スウェーデンのSKFというベアリングメーカーのテクノロジーで、とても適合性の高いBBだそうで。

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誰でも、インストールしたての時はスムーズに回るBBを作ることが可能です。
しかし、MTB、シクロクロス、グラベル、ウェットなどの厳しい条件にふさわしいものを作ることはとても難しいのです。


そこで登場するのがこの新しいHellbender NEO bearing。
SKF社の特許技術であるMTRXテクノロジーが使われ、
ベアリングはオイルが充填された個体ポリマー素材の中に入れられます。

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このポリマー材が球を包んでいて、オイルがポリマーの微細な穴から放出されることでベアリングは絶えず潤滑されます。

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包んだポリマー剤が水を通しません。
水がベアリングに入る隙間がなければ、水に関連するダメージはありません。

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と、いう技術のようです。
たしかに、BBに適した技術かもしれませんね。

最初はeeWINGSクランクとマッチさせるため、30mmスピンドルのBBの提供が予定されてます。
BSA、PF41、PF30、BB30が提供される予定です。
(PF41っていうのはPF86の別名称らしい。元記事のコメント欄より。)
圧入タイプはもちろんシェルにスレッドがあり、締めていくユーザーフレンドリーなタイプ。

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もうプレオーダー可能らしく、初期ロットの出荷は10月。お値段は$120-$150とのこと。
予約はこちらから
TOKEN壊れたらこれにするかな…。

eeBreaksも限定カラーが出るって。
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9月18日から予約可能。
発送は10月の予定。
お値段は$680





ドイツにて開催のEUROBIKE2019にてEddy Merckxが新しい525を発表しました。


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来年のAG2Rが使用するらしいです。
(ちなみに今年のAG2RはStockeu69ばかり使ってます。同グループ傘下のRIDLEY Helium SLXの塗装違いなのは内緒だぞ。)

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今年の流行のフルインテグレーション化。
重量は7kgほどだそうです。

CEOは語る
「新525はバランスのとれたオールラウンドバイクのため、空力・軽量・快適性の融合を目指した。
あなたに速さを与えるだけでなく、良いライドも提供する。
起伏のある道も、丘も、山も、平坦のレースも、このバイクの完璧さを感じるだろう。」

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フレームの重量は
リムブレーキ仕様が860g
ディスクブレーキ仕様が925g

どのグループセットも使用可能。
サイズはXSからXLまで。(5サイズ展開ということだろうか。)
タイヤは28mmまで装着可能。
ハンドルのバリエーションは多数あるみたい。
カラーはAG2Rカラーを含めて3種類。
MyMerckxで好きなフィニッシュもできるかもしれない。


剛性とエアロのバランスを頑張ったフロント周り。
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ベルギーのエンジニアは語る
「インテグレーテッドコクピットのおかげで風洞実験の結果は非常に良い。剛性を失わずに簡単に7kgを切れる。シートステー、チェーンステーは快適性に焦点を当てた。
横剛性はStockeu69(つまりHelium SLX)と同等のワールドクラスレベルだが、2つのフレックスゾーンを備えたスペシャルなリアステーにより、垂直方向の快適性はかなり良いんだ。
525はどんな地形でも本当に理想的なバイクだよ。」

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このチェーンステーはCORRATECにそっくりだ

AG2Rの担当は語る。
「ディスクブレーキ仕様2020年からはAG2RがStockeu69と並行して使うんだ。
超特化するこの時代に、AG2Rは525で地形に適合させ、レースに勝利しまくるんだ。
ディスクブレーキも時代の重要な要素となるだろう。
この525でチームは笑顔でハグハグの準備はできてるだぜ!」

EUROBIKE2019にて、wahooとstagesが最新のインドアバイクトレーナーを発表しました。
ちなみにZWIFTはステアリング操作とオフロードが実装されるみたいですね。
ちなみに私はGTローラーF3.2なので、フロント固定なのでハンドル操作不能。

stages

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wahoo

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主な特徴

stages
・パワーメーターは両足計測
  120rpm時に3000Wまで耐えられるらしい。
・クランク長は調整可能
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・シフトボタンはいっぱい。DHバーや他形状の他のハンドルバーにも対応できるようにするそう。
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・ハンドルやサドル位置はもちろん調整可能
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・発売時期は2020年のQ1
・お値段は$2600〜$2800くらい
とのこと
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wahoo
・現在のバイクのポジションを正確にコピーできるよ
・QRレバーで各部位を調整可能
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・クランク長も5択
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・パワーは2200Wまで対応。
・バーチャルトレーニングの斜度によって、バイクがチルトします。上りは20°、下りは-15°まで対応。
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・でかいフライホイールと負荷モーターをそうび。他社よりも全然静かだよとのこと。
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・こちらのボタンもプログラム式。SHIMANOでもSRAMでもCAMPYでも対応できます。
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・発売時期は初回ロットは2019年10月!
・価格は$3500

とのこと
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とまあこんな感じです。
どちらが欲しいかと聞かれると、wahooですかね。10万円ほど高いですが…。

国内でもショールームなど構えて、体験が出来るといいのですが。
イベントはなかなかタイミングが合わなかったりするので。
サイクルモードあたりで見ることできるかな。




カナダブランド、プロチームでも活躍中のARGON18が新しいKrypton PROを発表しました。
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カーボンレイアップの見直し、更なる内装化、
そして、エアロダイナミクスも向上させた模様。

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カーボンレイアップの見直しによって、フレームセットの重量はMサイズの塗装込みで870gを謳っています。



ニューバイクのバズワードであるフルインテグレーション。Kryptonも完全に内装されます。
全てのグループセットに互換があり、メカニカルも電動も対応しているそうです。

ステムは70mmから120mmの6段階の調整が可能。

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(同社の既存のエアロハンドルのバーのステムはこんな感じ)

コラムスペーサーではなく、ベアリングの位置とスタックハイトを変えるARGON18ならではの理の適った3D+systemにより3段階の調整が可能。
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(既存のモデルです)

旅行などのために、ステムとハンドルは1つの部品として簡単に取り外せることが出来るそうです。
ケーブル内装の効果は300Wの時に2.5W節約できるそうな…。

エンデュランスバイクの命である乗り心地もちゃんと考慮されてます。
ARGON18が開発したトポロジカルコンプライアンスシステムは各チューブが調和して働き、
衝撃を抑えるために垂直方向にたわみをもたらします。

タイヤは32mmまで対応。
マッドガードをつけるなら28mmまで可能。

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フルインテグレーション化がメインのようですね。
ちなみに旧モデルはMerlinで安く売られてます。