しがないリーマンと自転車の話

趣味も仕事もこなしつつ隙を見て更新されるしがないブログ。 中華カーボンを購入した話だったり、マイナーなブランドのパーツを購入した話だったり、海外の記事を読んで紹介したり感想を書いたりする話だったり。 https化しました。問題のあるページがありましたらコメントにてお知らせください。

CHROME INDUSTRIES JAPAN様より新しいシューズの記事掲載依頼を頂きました。
その①に引き続き、レビューを書いていきます。


その①も多少書き足しがあります。

とりあえずミニベロに乗って街乗りをしに行きます。前日に4.2barまで空気を入れておいたぜ。
プラスチックのフラペ、略してプラぺでのテスト。

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おいおいジーンズで行くのかよ…と思われるでしょうが、
これはEDWINのJERSEYSという製品で非常に伸びる製品となっております。
生地が織物ではなく編物とのことで、いわばニット製品ですね。
で、通年モデルではなく、夏用の製品なので軽量で通気性も良い。

といっても5年くらい前のモデルなので今はもっと改良されているのかな?



裾が絞られていて膝の動きが制限されないテーパードが自転車にはよい。かと。
私の使用しているものは腰に紐があってベルトが必要ないモデルです。

いきなり脱線しましたが、KURSK AWは街乗り&プラペとは相性が良いようです。

歩いたときにグリップの良さを感じましたがペダルの上でも同様で、接地面の大きいプラペでは新開発ラバーがしっかり機能してくれるようです。
街乗りには問題なく、店内の歩行も問題なく、そのまま買い物も済ませられる快適な靴でした。

買い物の後、免許を返納してほしいほど法規無視のU○ERE%#Sと抜きつ抜かれつのよくわからん戦い(張り合っているわけではないが追いついてしまう…歩行者も信号無視をする人に限って妙に歩くのが遅かったりするのはなんでだろうか…)の後、
軽くグラベルを走りたくなり、いつもの軽いグラベルコースへ。

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前日雨だったこともあり、路面は泥濘んでいる箇所も多くとても悪い状況でした。
押して歩くことも多々の状況。
無理して突っ込んで、ズルッ
「あっ(やっぱり4barも入れたらグラベルあかんわ。てか買い物した荷物でフロントおm)」
ズデーン!
となることも。

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靴は下ろしたて1日目から泥まみれです。自転車はいつも通りに泥まみれです。

押し歩きライドを続けそして判明します。
あれだけグリップのあったラバーも、泥が大量に付着すると超滑ります。当然と言えば当然ですが、いつもグラベル時に履いてるColombiaの靴よりも滑ります。
プラペとこの靴の組み合わせはウェットを含むグラベルライドには向かない。と判断します。

帰宅して靴の状態をみます。

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うわあ、どろどろ…
新製品ここまで泥だらけにしたのは私が初めてじゃないだろか

靴底

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なるほど、細いスリットの部分に泥が詰まったことにより、靴底がツルツル真っ平らになっていたのだな。
このパターンは悪路には向いていないかもしれない。やはりアーバンシューズだね。


洗うか。

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うおおお!驚きの撥水力!!
内部に水が浸入してくる気配が全くありません。
ブラシでコスるとすぐに汚れが落ちました。

全天候に対応する1000デニールのナイロンさすがでございます。
この繊維でガゼットタン仕様というのはかなり頼もしいか。たぶん雨の日の配達員も安心でしょう。

はい、グラベルごっこはおしまい!
お次はロードバイクでテストです。

放置していたゴツいスパイク付きのペダルを取り付けました。うへへ。ロード向きじゃないねこれ。

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余った靴紐は左右ともLACE GARAGEに通してまとめます
詳しくはその①で


しかしこのペダル。回転は悪くない。10か月放置してすまんかった。



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用途を考えると本当はスパイクピンでない金属フラペ、たとえば三ヶ島とかで試したいですが、兄に譲ってしまい手元にないので試せません。残念。

フラペに伴い、バリバリローディでバッチリと決めず、下はハーフパンツを合わせます。

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パンツはPUMA ウーブン3/4パンツ (型番514206)


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ハーフじゃなくてスリークォーターじゃん!とか的確なツッコミは入れないでください。
膝裏に反射材があり、ファスナー付きのバッグポケットがあり、通気フラップもある、となんか明らかにサイクリストを狙っているような製品でしたが既に廃番で、現在のモデルは全てオミットされています。
くたびれてきたので新調したいが…。

脱線しましたが、信号の多いところや、起伏のある道、CR、パン屋休憩などテスト。

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ビンディングペダルを使わずにロードバイクに乗ることも超久々でした。たまにはいいねこれ。
普段Assioma使ってるからパワーメーターもケイデンスセンサーもなし。心拍計のみ。なんかいろいろなしがらみから解放された気分だ。

以下感想
KURSK AWの感想というよりもロードバイクにフラペの感想も合わせて

・30km/h程度ならフラペで特に問題ない
 (本当に)ユルポタならビンディングペダルなんていらんわ

・40km/hに迫ってくるとシフトチェンジ時の変速ショックなどで足がズレる
 自分のパワー/スキルの兼ね合いもあるが、35km/hを超えないくらいの速度域ならばフラペ+Chromeの組み合わせでもいいかと

・フォロースルーが強すぎると足が浮くため、ビンディングペダルを使っている時よりも「フォロースルーで足の過重を殺す」ことを意識しないといけない気がする

・足を固定しないためか、靴のサイズが違い感覚が違うためか、前輪とつま先の接触・クランクとシューズの接触が頻繁に起こった。無意識に快適な位置に足を調整しているのかも?
 ビンディングペダルでもクリート位置、Qファクターの見直しが必要かもしれない?要検証

・スパイクピンのあるペダルだとラバーのグリップを感じる機会は少なそう。
 KURSK AWと相性がいいのは接地面積の大きいペダルか。

・信号でのストップ&ゴーが多いと楽なイメージがあったが、
 1分以上待つような場所はいつもと変わらず、
 超微速/スティルで待てる部分は関係が無く、
 発進時は慣れたらノールックで毎回同じ位置に足を固定できるビンディングペダルと違い、
 決まった位置に足を置けず、(足元を見ずとも)しっくりくるまでペダル位置の踏みなおしが発生するためビンディングペダルよりも無駄な動作が増える
 盲点だったなこれは…。

・(50mごとに設置とか)もっと頻繁に信号があるような区域ではまた感覚も変わるのかもしれない。
 不意な飛び出しや前方の車の急制動などでの動作も比較していない(そんなシチュエーションに遭遇したくもない)ので、そのあたりの差はあるかもしれない。検証はできない。

・休憩先の店内でクリートを使わずに歩行できるのは楽、ラバーのグリップもいいので、変に滑ることはない。
 服装もライトな感じで合わせれば店内で浮かない。
 しかしヘルメットを外し忘れていたのでレジで並んでる時みんなにチラチラ見られた。くそ、おシャンティに決めたつもりが失敗だ。


総評

KURSK AWは自転車メインとしながらも頻繁に歩行をする人向けな靴という印象。
となると、定番となってしまうが都市部のメッセンジャーや都市部~郊外のUBER EATS配達員などは使い易いのではないでしょうか。

SPDクリートを装着できるKURSK AW PROは違ってくるのでしょうが、クリート靴でないKURSK AWは一度泥が詰まると途端に滑りやすくなるため、オフロード/グラベルでは当然ですがスパイクピンのあるペダルを使用し、できる限りドライな日を選んだほうがよいでしょう。

デザイン的にもスポーティ過ぎないのでガチガチに全身をキメずに「頑張り過ぎない」ライドができると思う。
クロスバイクやミニベロなどで軽い週末サイクリングを楽しんでいる人にもおすすめできると思います。

以上、KURSK AWのレビューでした。



CHROME INDUSTRIES JAPAN様より新しいシューズの記事掲載依頼を頂きました。

私の中ではChromeのシューズはコミューターオブコミューターなストリート野郎というイメージ。
(自転車用のスニーカーなど持っていない)私にレビュー依頼するとか本気か…?と思いながらも

・返却不要だから何してもいいよ
・ブログ記事の事前確認は特にしないから好きに書いていいよ

という2点の確認が取れましたので好き勝手しますね。

あと、レビュー期日が応募フォームに書いてあると言われたけど、そもそも応募フォームがアクセスできなくなってますぜ
けっこうな人数の人に配っているようですので、私の投稿が遅くなってもそれほど気にしていないのでしょう。催促もされませんし。

インスタにはすぐに上げましたのでゆるしてちょんまげ
というかあんなに短い期日設定されても履いた感想書く記事なんて書けませんわよ



というわけで、頂いたのはKURSK AWです。

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ローカットのスニーカーなんて久々です。
CHROME社の製品に詳しくはないですが、レギュラーモデルのモデルチェンジのようで、PANARACERと共同開発したアウトソールラバーを使用しているとのこと。



いいラバーを使ったシューズだということですね。

では靴の作りをチェックしていきましょう。

インソールを外したら、中にブニブニした素材がありました。

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ほーん、と思い調べてみると色々頑張っているのね。
ただ高いだけの靴ではないのですね。

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インソール
Chromeロゴの下にPanaracerの文字も


インソール下ですが、左右ともちょろちょろとビニールがコンニチワしてます。

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接着の関係か、素材の間にビニールが貼ってあるのでしょうが、もう少しきれいな処理をしてほしいですね…。インソールを取らない限り見えない部分ですが。

紐を外します。

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靴ひもの白い部分は蛍光する繊維が使われているようです。
車運転する人にはわかると思いますが、ペダルの反射板など常に動いている部分の蛍光や反射材はとても目につくので、夜ライダーを考えている作りだと思います。これは評価されるべき部分。

平ゴムは結んで余った靴紐をここでまとめる目的でついているとのこと。
ChromeではLACE GARAGEと呼ぶそうです。

最近はシューレースを使うサイクリング用シューズは少ないですが、ドライブトレインのある右脚は靴紐をそのままにしているとチェーントラブルを引き起こしたり汚れたりしやすいので、昔から余った靴紐は編んだレースの部分の下に突っ込んで暴れないようにさせます。

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私が遊びでグラベルごっこをする靴もこんな感じです。
Chromeのシューズはメーカーがその機能を用意してくれています。サイクリストをよく考えている。
この平ゴムを使って靴紐をまとめていない人は商品のことをもっと知ってあげて欲しいですな。
Chrome好きな人からするとこれニワカホイホイなんじゃないの

感心したのはこのタン部分。ガゼットタンという仕様です。

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タンのサイド部分がアッパー部分と繋がれております。
カジュアルなスニーカーと違いピロピロせず、これにより水やゴミ、異物の侵入を防げます。

靴の中もチェック。

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白い生地が出ている部分は母指球あたりの部分。
表側は(Panaracerと共同開発の)ラバーで覆ってあるので特に気にする部分でもないかなと。

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タン裏にもロゴ


比較するシューズというかスニーカーがコンバースのALLSTARしかないので、持ってきます。

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どこかのお店でCHROME製品を試着してからサイズを選びたかったのでいくつかのお店を回ってみたのですが、どこにもCHROME製品を置いている店がなかったです。…大丈夫だろうか?訪ねる店を間違えただけか…?

ですので、コンバースと同サイズを頂きましたが、比較すると大きいです。
公式のいうように普段のスニーカーより0.5cm下が推奨か?とりあえず試着推奨。
横幅に関してはコンバースよりも作りがワイドかなという印象。

重量

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右が429gで左が426gでした。

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ALLSTARさんは438gでした。


以上、仕様レビューでした。
使用レビューはその②にて書いていきます。


よく商品レビューなど見ると重い重いと書いてあるが普通ですな。
同じようなつくりのスニーカーと比べるとそんなに変わらないです。

ペダリングと歩行、どちらかに特化して片方を捨てたわけではない靴と考えたら無理もないかと。
その②で書くが耐久性・耐水性も考えるとむしろ上出来では?
って印象。

 


その②はこちら



Whiskey PartsがリリースするSPANOというカーボンドロップバー
グラベルロード想定の設計だが、なかなかユニーク形状で、リーチは短く、ドロップ量は小さく、フレア量は途中で変わる。

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"プログレッシブフレア"呼ぶフレア形状を使用しており、フード部のフレア角は12°だが、ドロップしていくなかで最大20°のフレア角になるという。


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フード部とエンド部の幅の差は約6cmになるとのこと

サイズはフード部のC-Cで40, 42, 44, 46, 48cmが用意される。エンド部はそれに+6cm 


リーチは68mm
ドロップ量は100mm
いずれもロードバイクのスタンダード(コンパクトハンドルで77mm/125mm)より短い。

下ハンでガッツリ攻めるという機会も一般人にはないし、エアロ的にも幅を狭めたほうがいいというのが最近の流行だし、アクセスのしやすさに的を定める設計が今後増えるのかな。
油圧ブレーキの普及で下りですら下ハンを握らない人も増えたしね。

フラット部は若干スウィープした形状。

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クランプの部分にはGET FANCYの文字。
アラインメント調整の目安にもなる遊び心。
丸い部分の長さは90mmあるとのことなので、おそらマウントには困らない。

cyclingtipsによると重量は44cmで236g

一般的なカーボンハンドルの重さ。
価格は$280なので30000円くらい。

個人的には36,38があればロードバイクでも使えるかなという感想

リムブレーキのみの運用を続けていたTeam Ineos Grenadiersですが、週末に開催されるパリ-ルーベを見据えてか、ディスクブレーキのDOGMA Fのテスト使用を開始しているようです。




ワンデイの石畳レースでディスクブレーキを検討する理由は、おそらくエアボリューム。
リムブレーキでは28mmくらいのタイヤが限界ですが、って、DOGMA Fのカタログとしてはディスクブレーキも28mmまでなの?
タイヤはContinental GP5000を履いているようですが、幅までは確認しきれないですね。

で、昨日、オランダでのGrand Prix de Denainというレースで使用…

している選手としていない選手がいますね。

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逃げていたクフィアトコウスキはディスクブレーキでしたが、スプリントで3位に入ったベン・スウィフトはリムブレーキっぽい。
ナショナルチャンピオンのカラーリングが間に合わなかったか?




気になるのはステージレース含めて今後の運用はどうするかだよね。
ワンデイから切り替えていくのか、全てディスクブレーキにシフトするのか。



で、これは使わんの?

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ELILEE TITANというOSPWを購入しました。

OSPW自体には前々から興味はあったものの、変速としては特にメリットがないことや、数Wの削減が私のライドでは意味がないと思ってもいて。そもそも楕円使ってるので変速とか捨ててますがね…

しかしながら、インナーに落とした時や荒れた路面でのチェーンバインバインバインによってチェーンステーに傷がつく(ついた)ので、
クラッチ付きのリアディレイラーかOSPWでクリアランスを広げることで回避できるかは考えていました。

というわけでOSPWを購入しました。

箱から

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スマホとか高級な電化製品を買ったわけでもありませんが、お洒落な化粧箱に入っていました。

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これ以上特にいうことなし
開封していきます。

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プーリーホイールは3Dプリントで製造しているため、金属製のものに比べるとチャラチャラした音がしません。

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ベアリングはSKFのジルコニアセラミックベアリングというものらしいです。
スマホの画面に使われているようなサファイアカバーやらなんやらで、外からベアリング球を眺めることができます。眺める楽しみも味わえる。


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重量は55g

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12gほど重くなりましたが、まあ良いでしょう。

取り付け

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特に変速のトラブルやチェーン落ち等のトラブルは今のところ遭っていません。
問題としては、動いている時のOSPWを自分自身で見れないことですか。
室内ではローラーの横に置いてある姿見の角度変えてニヤニヤできますが、外では見られませんな。。

抵抗減やペダリングが軽くなったかどうかは…わからないですね。
正直、OSPWは自己満の世界だと思っています。

とりあえずチェーンバインバインバインが無くなったので良しとしましょう。



私はDragonBikeにて購入しました。

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雨天ライドをしたので、分解清掃をしていました。
ついでに最近?弄ったことを書きます。


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Di2のブラケットスイッチの移動

STIの角にあるスイッチですが、簡単に位置を変えることができます。

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これを親指で押せる位置に移動してみました。

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フード側も圧迫して誤射しないように加工しています。
固定にはマスキングテープを使っています。
簡単にはがすことができて、糊も残らず、最近は100均でも買えるという便利アイテムです。
なぜかなんでもビニールテープぐるぐる巻きな自転車文化だが、マスキングテープ便利だぞ。




最初のうちは使っていたのだけれど、ブラケットを少し内向きにしたらむしろ角にスイッチが欲しくなってしまったので、元に戻す予定です。

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SHAKESのカバーの装飾は昔書いた通り脆く、S AKEになってました。


ブラケットを内向きにする

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自分的には内向きだったものをさらに内向きにしたつもりなんだけど、画像で見るとそうでもない不思議
個人的には内側向いていたほうが好感触。


DEDA SUPER ZERO + RICHEY LOGIC-E

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ポジション見直して、少し前からPrimavera + SUPERZEROの組み合わせをしていましたが、
しばらくこのままだと思うので、SUPERZEROに少し加工をしてみました。

SUPERZEROステムには、ハンドルクランプの間に挟むカバーがあります。

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このカバーにケーブルが通る溝を作ってみました。
カバー自体は単体でも買えるので壊れてもいい前提で。

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隙間にケーブル1本が通る余裕があるのはステム購入時に事前に確認済み。
Di2ワイヤーをここから出して、

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溝作ったカバーで蓋をします。
ちなみにステムの中にワイヤレスユニットEW-WU-111が入っています。



VIBEステムとかならまた違うケーブル通しができそうね。





EUROBIKE2021にて、FSAが展示しているものからBikerumorがピックアップしていたものを紹介





K-FORCE Team Edition road crankset

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クランクアームは中空のカーボン、
スピンドルは7050合金
チェーンリングは7075合金
スピンドルはBB386に対応

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ダイレクトマウント構造で、チェーンリングの展開は
53/39
52/36
50/34
46/30
SRAM用に
53/40
52/39
46/33

クランク長は
165
170
172.5
175

を用意

53/39のチェーンリングをつけたときの重量は557g
左アーム&スピンドルが235g、右アーム&チェーンリングが322gとのこと。

価格は€800を予定。10万円コースか。


Powerbox Pod and SC Alloy road powermeter crankset

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ジュニアライダーからグラベルライダーまでサポートを謳うパワーメーター搭載のクランクセット
新しくなったゴッサマーベースか。
材質は6061-T6
170mmと46/30Tの組み合わせで813gとのこと。

新しいゴッサマーと同じようにクランク長が多岐に渡り、
145、150、155、160、165、167.5、170、172.5、175mmの品揃え
チェーンリングは53/39,52/36,50/34,48/32,46/30Tの五種類

仮想左右バランスを算出できるそうだが、FSAはその方法を明らかにしていないとのこと
バッテリーはCR2450で450時間駆動するとのこと。
接続はBLE5.0って書いてあるけどANT+もいけるよね?ちょっと気になる部分


NS VAS Non Series Vibration Absorbing Stem


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グラベル向けのアイテムで、ステムとハンドルの間にエラストマーを挟む構造みたい。
エラストマーの硬さは3種類。
そうだよね、やっぱり直接挟まないと効果ないよね()2019年のDirty Kanzaですでにプロトタイプをテストしていたそうな(リンク

ノーマルのハンドルステムに比べて、47%振動を減らすことが出来るらしい。

ライズは6°、ステム長の展開は80、90、100mm
重量は290gほど。まあ仕方ないよね。
価格は€160とのこと。


KFX SIC Integrated XC MTB Handlebar

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ピドコックもシンクロス製のワンピースバーを使っていたし、MTBもワンピース整形のハンドルが主流になるのかな?

重量は260g、価格は€350


今年はCORRATECのR.T. CARBONがディスクブレーキ化と一緒にモデルチェンジをしました。
今日はそのことについてダラダラとうだうだと語ります。

ちなみにCORRATECはコラテックと読み、ドイツのメーカーで、一度E-BIKEでドイツのGOOD DESIGN賞的なものを貰ってからE-BIKEに注力しまくっています。
MTBもカッコいいのですが、国内は取り扱っていないようです。
Revolution iLinkとか全く話題にならねえ





いきなり脱線しましたが、↓が新しくリリースされたRT CARBONです。

RTC1


で、この発表に、コラテックファンの人は「ん?」となり、「え?」となり「は?」となり残念な気持ちになった人も多いと思います。
なお、国内にコラテックファンの人が何人いるのか私は知りません。
2022年のモデルチェンジでケーブルむき出しなのは興味のない人でも戸惑いを覚えたのでは?


CORRATECのグローバルサイトです。



3年くらい前はなかなか過激なねーちゃんが自転車に乗っていた(リンク)のですが、落ち着いたサイトになりました。

CORRATECのロードバイクは最上位にCCT EVO、その下にCCT TEAMがあります。
フレームの形状に差がありません。
R.T. CARBONは和名で、海外だとCCT TEAMにあたるものでした。

↓が本家サイトのCCTシリーズです。

BK25101_CCT_Evo_SLR_DISC
CCT EVO SLR

TEAM1
CCT TEAM PRO

モデルチェンジをしなくともディスク仕様はあるわけで、日本代理店が扱う気が無かっただけです。
FOCUSにお熱なので。

ここで最新のUCIの公認フレームリストをご覧ください!

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はい



更新されていません。CCT EVOが。
EVOの前にTEAMが更新することはないでしょう。
でもRT CARBONは出ました。


CORRATECのバイクは2つの外見的な特徴があります。
1つは、Pro Control Forkという一度グッと後方に下がってから前に伸びる独特な形をしたフォーク形状

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鋭いコーナリングに加え、横方向の剛性やバイブレーションの減衰を期待できるそうです。


もう1つはチェーンとのクリアランスを確保するLow Profile Chainstayというチェーンステー構造

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クリアランス量はモデルによって多かれ少なかれ。

このあたりも前はグローブライドのページに日本語で説明があった気がしたんだけど無くなりましたね。必要ないからでしょうか。

HPにリンクのあるTeam Corratecに所属している人が乗っているCCT EVO



角度によって反射して輝くちりばめられた金色がかっこええのよ

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あ、ちなみにこのチームが昔から使ってるZZYZXのホイールはまじで謎で調べても全然わからんし出てこないから詳しい人は教えて。リムブレの時は白いスポークだったのよ。


続いてUCIプロチーム VINI ZABUの使うCCT EVO

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2021年はVINI ZABUはジロに出走予定だったのがキャンセルになったね。代わりが常連のAndroniというよくわからない話がありました。

ってケーブル隠れとるやん
ハンドルはURSUSのMagnus H02(リンク)っぽいので、こういう配線してるのかな?
リア側はわからん。フォークコラムに穴開けるなり、Logic-eみたいなケーブル通せる割が入った玉押しを使ったとか?

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という現行の特徴を備えているバイクを見た後に、今回発表された新型RT CARBONをもう一度見てみる。

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私としては、コラテックっぽさを感じない。ディスクブレーキノカーボンロードバイク(脳死)に見えます。
フォークのなんて真逆の反り方で、自転車メーカーとしてのアイデンティティを捨てたようなものだ。
アイデンティティを守り通している例として、ピナレロなんかは形は変えつつもONDAフォークの特徴を残している。流行の取り入れと最適化を行いつつもブランドのアイデンティティを残すうまいやり方だと思う。

国内(グローブライド)でのCORRATECロードバイクの取り扱いは
CCT-EVO(3,4年くらい前にHPから消失)
R.T. CARBON
CORONES(消失済み)
DOLOMITI DISC(日本企画)
DOLOMITI(リム)(日本企画)
CT-ROAD(日本企画)
A-ROAD(グラベルバイク、海外名ALLROAD)
となっている。

このことから、今回のR.T. CARBONはCORRATEC R.T. CARBONの名を冠してはいるものの、日本企画のディスクブレーキノロードバイクだと考えている。
海外では新型のリリース記事なんて一切ないわけだしね。

というわけで、R.T. CARBONが日本企画となると…、。。。
すっげえ日本のCORRATECはほとんど日本のCORRATECだ!まるで赤十字
それでもCCTと形状の近いフォークを選定することは出来たんじゃないかね…?とは思うんだ。
形としてはヘッド角が違うがグラベルバイクのA-ROADに近い形状ね。

国内企画品が悪いわけではないんです。
ガラパゴスな日本で国内のニーズと海外のニーズが違うのは当然のことですし、合わせた商品展開が必要です。
ただ、このR.T. CARBONがユーザーのニーズに応えてだした企画かどうかを考えると、うーんとなります。このバイクを見ると、
「カーボンのディスクブレーキ車がないからラインナップに入れよう」
しか考えてないような気がしてしまうのです。

私の推測が的外れで、もしこれが本社の設計でごっそりフォークの構造を変えて長年のアイデンティティを捨てたのなら、その潔さに脱帽しますわ。あんなにE-BIKEに力注いでてそんなにロードに割くリソースがあるのかわからんけど。

Vini Zabuの機材とか調べながら3時間くらい書いてたら日付変わりましたので、シートチューブの裏に「German Designed & Engineering」と書いてありそうな気がしてきたんだけど、もうこれでおしまい。
続きを書きたくなったらいつか書きます。




東京オリンピックで金メダルを獲得したトム・ピドコックが使用しているバイクのフォークに装備されていることでも話題を呼んだSR SUNTOUR

EUROBIKE2021のSUNTOURブースで展示されていたピドコックのバイクには、電動制御のサスペンションシステムが搭載されていたそうです。
トップに立ってから後半にかけてグイグイと後続との差を広げていったのは彼の才能の他にこのシステムの助力もあったのだろうか

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SR2




SR15

特許出願の手続きが遅れていて、詳細を話すことはできないそうですが、
同社製AxonWerx forkとEdgeShock(か?)を組み合わせて使うシステムのようで、
Edgeに取り付けられたモジュールが振動を検知して電子制御を行う仕組みの模様。

SR12
SR11

SR14

SR10

SR13

フルオートの電子制御のようで、機能を調整するレバーはない模様。
トムはシンクロスのハンドルバー使ってるのね。

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pid2

五輪の画像見て、使ってんのかな?と思ったけど黒い謎箱あるし、
どうやら、以前からミステリアスなサスペンション(と箱)つけてる的な記事はあったみたいね。
黒いテープでケーブルが目立たないようにしていたっぽい。おそらく五輪でも。



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リリースは手続きが遅れている特許承認後だろうね。
でも公にしたってことは、間近ではあるのだろうね。





あるようでなかった、あってもそんなに多くないであろうエアロを意識したフロントライト。
LightSKIN NACA ROADはその名の通りNACA形状、いわゆるカムテール形状を採用しているフロントライト。

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サイコンの下のGO PROマウントに配置することを前提とした設計になっており、ライトの配光も上部をカットアウトし、対向に考慮したものになっている。

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また、過度に近くを照らしてフロントライト付近を明るくしないようにもしているらしい。

ライトの光でサイコンが見えなくならないように、上部に取り付けるカバーもある。

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重量は160g
充電ポートはUSB-Cを搭載していて、最大2Aの急速充電に対応。

発光パターンは5種類
明るさはモードに応じて140〜540ルーメン
稼動時間は1.3〜6.8時間

価格は$275でおよそ3万円。
現在予約可能で、2021年12月に出荷予定とのこと。








ユンボヴィスマの皆さんがさんざん使ってますが、未だに未発表なCervelo R5のセップ・クス仕様

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フロントもちゃんとデュラローター使ってるのね。



変更点として注目されるのはやはりハンドル周りの内装か。

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ハンドル・ステムはFSAを使用している。
クスはスタンダードなハンドルを使うんだね。

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FSAということは、独自規格ではなくACR準拠の内装仕様なのだろうか。

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サドルクランプは臼型の外に露出しない仕様
チェーンステーとのつながりがとても滑らかに見えていいね。

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シマノのカウントダウンは、ななななんと新型のDURA-ACEとULTEGRAでした!!
バイバイ高級機械式コンポ!シマノもSRAMと同じ道に行くね!

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今日は思ったことを徒然なるままに書きなぐっていくだけの話です。

本日のお品書きは

・ワイヤレスのSTIは油圧ディスクのみ
・アルテグラホイール
・パーツの共通化
・CR1632
・角が伸びた
・重いクランク
・グッバイ互換性
・グッバイ機械式

になります。


ワイヤレスのSTIは油圧ディスクのみ

シマノのラインナップチャート

赤で囲った部分に注目

2021-09-01 (2)

"wireless connection"の表記がST-R9250にはありません。
よって、リムブレーキ用は従来通りに有線接続でよろ


アルテグラホイール

アルテグラホイールが復活しました。
リムはデュラエースと一緒、ハブが違うって
それ自ら廃番にしたRS81シリーズじゃないですか。
デュラグレードのホイールが売れないからと廃番にして、無くしたらホイール部門全体の売り上げが落ちたからやっぱりこのラインナップ必要だった!とかそんな感じでしょうか。


パーツの共通化

チェーンとディスクローターがXTRと共通となりました。
ということは、MTB用のコンポーネントは、XTR、XT、SLX、DEOREまで12速化していますので、
HYPERGLIDE+用のチェーンは低グレードのものが用意されています。
DEOREのチェーンは3000円。XTRは5000円。
ロードとパーツが共通化したら値上がるかもね。しらんけど。




CR1632

初めて聞いたわ。
サドルバッグに入れる電池を1つ追加しましょう。


角が伸びた

di2_item

私は長い方が嬉しいですが、人それぞれか。


重いクランク

剛性を上げた結果、クランクは重くなりました。
パワーメーターなし、52/36Tの場合、

FC-R9100:624g
FC-R9200:692g
FC-R8000:681g
FC-R8100:711g

となります。
R9200のクランクは前作アルテと同等の重さとなってます。
剛性と軽さ、シマノは前者を選択したということで。


グッバイコンパチブル

ドライブトレインは12速になったため、もちろん旧来のスプロケ等互換性はありません。
クランクはいけると思うけど、シマノは公式に認めないでしょう。

Di2の接続ケーブルもそのままでは使い回しできません。
EW-SD300となり、旧来のEW-SD50と接続するためにはEW-AD305というアダプタが必要となります。
このアダプタも2000円くらいします。STEPS用じゃなかったのね。

2021-09-01
2021-09-01 (1)

リネームと思われているリムブレーキ用のSTIもSD-300ポートになっているので、
まったく変わらないとでかい声で言っている人がいたら優しく教えてあげてください。


…おやおやおや
CYCLINGTIPSにこんな画像が
なにやらTTバイクを接続するときの接続例ですね。

Shimano-11-speed-to-12-speed-adapter-1-1340x754

がっつりR9100世代のシフターをアダプターに接続して後ろへ流しています。

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赤で囲った部分が今回のキーアイテム

上記から推測すると、既存Di2を使用している人は
・スプロケット
・新FD
・新RD
・変換アダプタ EW-AD305
・ジャンクション EW-JC302/304
・EW-SD300ケーブル数本

これだけで12速化できるんじゃないのこれ。
アダプタを変えることで物理的に接続しにくくしてるだけで繋げれば動かせるんじゃないのこれ。

誰か試してついでに試してみて結果教えて(他人任せ)

いくつかの記事を見るとファームウェアで塞がれていてできないらしい。


E-TUBE PROJECTの対応リストが更新されるのを待ちましょう。


グッバイメカニカル

R9200世代のDURA-ACEでは機械式の選択肢は無くなりました。
ULTEGRAからもなくなりました。
12速のXTRは機械式のみなので、技術的に不可能なわけではないはずですが。
上位モデルはSRAMと同じく、電動のみとなりました。

開発リソース減ったのに値上がるとはね…。

GRXが12速になる時には機械式は残るのでしょうか。
というかクラッチ付きディレイラーはそれまで待たないといけないのね。

シマノはグランドセイコーを作るのをやめました。
カンパニョーロさんはこれからも頑張ってください。

性能向上には必要な選択だったのでしょう。
上記リンク先のサイクルスポーツにて、
従来モデルではトグル構造でリンクプレートを動かしていたが、新型ではパーツを介さずモーターが直接リンクプレートを押す構造だ。モーター自体の出力アップもあるが、モーターとリンクプレートの間に介在するパーツが省かれたによって動きのタイムラグがなくなり、その結果として従来よりも大幅に高速化したフロント変速を提供することを可能にした。
とあります。
旧来はワイヤーを引っ張ることによるFDの動きをモーターで再現していたのに対し、
R9200は機械式の同時開発をやめたことにより、「その動きいらなくねぇ?」となったわけで、
これがフロントのシフトスピードの向上に繋がっていると推測できます。そりゃFDも小さくなるわけだ。

ハンドメイドなクロモリフレームを最高級の機械式コンポで楽しむ~なんていう楽しみ方はもうカンパニョーロ以外の選択肢が無くなりました。
台湾や中国のメーカーがシマノ互換のあるドライブトレインを出して来たら、意外と需要が多いかもしれませんね。



あともう少しでなにかあるらしいです。日本だと夜中ですね。


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ていうかグローバルサイトの方には登録フォームがあるんですが、なんですかねこの微妙に気になる差は…。シマノヨーロッパとはユーザー管理が違うのかな

2021-08-31 (2)

私の予想はデジタルフォトブック。
楽しみですね。






フックレス化して軽くなって安くなったZIPP 404FCの海外のレビュー

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リムハイトは58mm
重量は公称1450g、実測1530g
参考までにReynolds AR58/62 DBは1711g、Roval Rapide CLX(非TLR)は1410g

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フックレス化は製造コストの削減と軽量化につながる。
空気圧が高いロードでのフックレスにテスト前は懐疑的だったが、認めざるを得ない。
最大の推奨空気圧は72psiと非常に低くなっている。
使用できるタイヤが制限されることは注意。
ヴィットリアや26mmのピレリのお気に入りのタイヤが使えなかった。

GOODYEAR EAGLE F1やSCHWALBE PRO ONEなどをのタイヤを試したが取付は非常に楽。
6週間404FCを使用したが、正しいタイヤを使えば人々が恐れているようなリムから外れる可能性はほとんどないだろう。
28mmタイヤを装着した時のリムとタイヤの継ぎ目もとても滑らかでシームレス。空力的に良さそう。

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リムは少しVシェイプになったが、横風のセクションでも扱いやすくて驚いた。

ホイールは軽くてよく登るし、剛性もある。
勢いよく加速したりスプリントしても、横方向の弱さは感じられない。

66のエンゲージメントと6つのポールを備えるZR1 DBハブも瞬時に反応してくれる。
半数だった303sでは起伏のある道で扱いにくかったのでよいステップアップだ。

価格は1600ポンド(約24万円)で、前モデルよりも800ポンド安くなった
軽いが、クリンチャー専用のRAPIDE CLXよりも250ポンド安い。

SWISSSIDE Hadron2 Ultimate 625sは同じようなリムハイトで、1680g。横風の中でとても扱いやすいが、1920ポンド。
Hunt Limitless Aeroはセール中1189ポンド(約18万円)で買えるが1669g

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ZIPP 404FCはとても印象的で、フックレスに対する私の考えを変えた。そして軽量化と値下げである。
選択できるタイヤは現在は限られているが、時が経てば解決するだろう。

前作よりも40kphで4W削減というのは体感できないが、どんな地形でも万遍なく速い。
前輪のベアリングが渇いてたので、品質管理は心配。
クライミング向けのホイールのいくつかをノックアウトできるような軽さと剛性、TTでも十分なエアロ効果、58mmという深さを考えるととても扱いやすい。

総評

良い点
・剛性がある
・速い
・安くて軽い

悪い点
・フックレスなのでタイヤの制限がある
・前輪のベアリングが渇いてた(個体差?)

とのこと。

最近見つけたAliExpressのヘンテコアイテム達をご紹介
こういうもの漁ってるとリコメンドアイテムが変なものだらけになるんだよね

ハンドメイド品から紹介

ハンドメイドコブラサドル

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H28f78f7b8fce4ff6ab8b731def73137d2


AliExpress.com Product - Handmade Cobra Saddle MTB Saddle Artistic Saddle True Snake head and Leather MTB Parts Road bike Saddle

3万円もするの
どこに需要があるのか謎
後ろの人がビビるわ
この短さだとコブラというよりツチノコに近いのでは…?



ハンドメイドのDi2スイッチ

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AliExpress.com Product - Handmade Di2 Remote Satellite Shifter Climbing Switch 6870 8050 9150 Waterproof Climb/Rush Button SW-R9150

動くかどうかは知らんけどプロチームもMODしてるし、こんなものも出てくるのね。


ハンドメイドのeTAP BRIPSスイッチ

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H2094ca32b77c4aa18ba7e74dc03917c63

AliExpress.com Product - Handmade Sram Etap Blips button Climb Rush Button TT Button Dust and Waterproof Remote Controller For RED AXS FORCE AXS

続いてSRAMのほう。
動くかどうかは知らんけどプロチー(ry
猫の画像で釣るなんて卑怯だぞ!!!


2股ステムの一体型ハンドル

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H28ff805a6bcf448f87d1274d3f520dfbG


AliExpress.com Product - 2021 new ec90 all carbon fiber road bending handle lifting integrated wind breaking bending handle bicycle handle stand 28.6mm

こ、これはCerv..
なかなかこういう謎ハンドルは買う気になれないね


ポケ〇ーク

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Hccfd2639dfee41169cfa940e2bb6470en


AliExpress.com Product - Smart Instant Voice Photo Scanning Translator 2.4 Inch Touch Screen Wifi Support Offline Portable Multi-language Translation

紹介してる中でこれが一番気になってる。ライドの時に知り合いの外人との会話が片言になってしまうので。。
79か国語も対応してるんだもの。ポケ〇ークより安いし。



胸毛ジャージ・ムキムキジャージ

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Hba5a97fb99ca40babae5c8e2737e1f03i


AliExpress.com Product - SPEED PEAK Cycling Jersey Short Sleeve Cycling Clothing Men T-Shirt Chest hair Cycling team Enduro Clothes Equipment Bike Mtb

通報案件
寒くなってから着ることで周囲が騒然とするでしょう


以上。
変なものあったら教えて


通販専門のRIBBLEが新型のエアロロード ULTRA SLをリリース。
各社の開発がエアロロードからオールラウンドへシフトする中、エアロロードもまだまだ進化を遂げるようです。


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リア周りは最近の流行に則った構造だが、フロント三角やフォークの造形はもはやTTバイクのように見える。
そして最新のハンドルはトラックバイクのようだ。
新型のハンドルバーの生み出すDrag Reduction Zoneの中にライダーの脚が含まれることで、空気抵抗が2.1% 削減されるとのこと。

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新型のULTRA SL Rはプロロードレーサーのような時速47kmでも、一般的なライダーのような時速35kmであっても十分なエアロゲインを有した設計になっているらしい。


以下は同社のEndurance SL Rとの比較


40kmを22mph(35km/h)、29mph(47km/h)で比較した場合のグラフ
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四角で囲まれた5°〜10°というのがヨー角のスイートスポットということらしい。

操舵、自然風、路面コンディション、色々な要素があるため、ヨー角0°というシチュエーションはほぼないのだとどこかのメーカーも言っていたので、このあたりのヨー角での空力がだいじなのでしょう。

ジオメトリ

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価格

フレームセット、ハンドル込み
377374円

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ULTRA SL R SPORT 

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Ultegra R8020
LEVEL DB56 Sport carbon wheel
540958円
8.25kg


ULTRA SL R Enthusiast

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Ultegra R8070 Di2
LEVEL DB56 Sport carbon wheel
629041円
8.20kg

ULTRA SL R PRO

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SRAM FORCE AXS
LEVEL DB56 PRO carbon XDR wheel
691968円

ULTRA SL R Tri Edition

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Ultegra 8070 Di2
LEVEL DB PRO Carbon Tri Spoke wheel
830374円

ULTRA SL R Hero

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Dura Ace Di2
ENVE Foundation 65 Carbon wheel
918458円
7.8kg






かなり昔に取り上げた中国のWHEELTOPという主にクランクを製造しているメーカーが開発している電動コンポーネント EDS。



久々に調べたらカッコよく洗練されていた。

2021-08-20

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変につやつやしたデザインや印字された文字の不自然さを見るとCADでのレンダリング画像だと思うが、上海のバイクショーにも出展していたようだ。
動画を見る限り、ガチャガチャ変速しても問題なく動いているみたい。




おそらくOEM供給等になるのでしょうが、市場に出回るのが楽しみですね。 





GIANTの手掛けるコンポーネントブランド CADEXより軽量なハンドルバーがリリースされました。
なんとその重量160g。
高剛性で反応がよくて手に優しいらしい。へえ。
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CADEXホイールで培ったレイアップ技術により、ワンピース構造と必要な箇所にのみ高張力カーボンを用いることで、軽さと強度を両立したとのこと。

ハンドル幅は38、40、42、44cmの4種類

リーチは72mm
ドロップ量は125mm
フレア無し
重量は154g〜165g


トップ部は緩やかなカーブでリア部がフラットと説明に書いてあるけどわかりにくいね。
実物見ないとなんとも言えん部分か。


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お値段は$370なので、39800円とかになるだろうか44000円となります。あ、税込か。



発売日に言及しているところがなかったけど、CADEXのサイトをグローバルからUSに切り替えたら2021年10月って書いてありました。

気になる方はGIANT取扱店へ

現在開催中のブエルタ・ア・エスパーニャにて、UCIプロチームであるエウスカルテル・エウスカディが使用するメインバイクはORBEA ORCA OMXだが#112のシャビエル・ミケル・アスパレンが使用したカモフラージュ柄のバイクはどうやら新型のORBEA ORCA AEROの可能性が高いとのこと。

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流行の落としたシートステーに、ダウンチューブがボトルケージ周りで広がる形になってますね。
あとチェーンステーがガクッと屈折してる。TTバイクではたまに見る気がするが最近のカーボンロードだと525くらいしか記憶にない
他のORBEAのバイクとも見比べる

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ORCA OMX

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ORCA AERO(2018)


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NEW ORCA AERO?


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ORDU


ダウンチューブの造形やシートチューブの接合部の位置はORDUに近いかな?ヘッドチューブ回りもORDU寄りか。
正式発表に期待しましょう。

東京オリンピックの男子ITTで金メダルを獲得したログリッチ
彼の使用するCervelo P5は金メダリスト仕様のスペシャルカラーになった。


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いや、バイクだけでなくスーツやヘルメットもゴールドをあしらったスペシャルカラーである。


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バイクはFSAのエアロ部門であるVISIONのカスタムTTバーに、シマノのコンポーネントで構成されている。


少し前にCiamillo製のG20SLやlekki8の話をしました。
取り付けに苦労する構造のブレーキキャリパーです。
制動力は悪くありません。

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私自身の発送は問題がなかったのですが、weightweeniesのlekki8関連のフォーラムを見ると配送遅延が多々生じている模様。うちのブログの読者も音沙汰が無いというトラブルに遭い、返金申請をしたそうです。
「昔も資金繰りがダメでトンズラしたけど、今回もやっぱり駄目だったか」的な雰囲気を見る掲示板。。

そしてフォーラムに新しいトピックがあったので目を通してみると…
なにやら、lekki8に激似のブレーキキャリパーがAliexpressやAlibabaにあるらしい。

・すぐ値下がりするのでは?
・Ciamilloとの間にOEM上の契約問題が生じているのでは?
・オリジナルより信頼できる
・本物なのか?
・↑それは誰にもわからない

などの書き込みがある。というか、これだけしかまだ書き込みがない。

件の製品のAliExpressやAlibabaの画像がこちら
偽物の場合を考えると、リンクを貼るのも気が引けるのでスクリーンショットだけでご勘弁を。

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2021-08-13 (1)

※AlibabaはMOQが5なので注意

問い合わせをしてみたけど、返信あるかどうか…
なにか返信がありましたら追記します。

参考:https://weightweenies.starbike.com/forum/viewtopic.php?f=3&t=167164



東京オリンピックにてイギリスがトラック種目で使用し、自転車ファン以外からも注目を浴びた(であろう)バイク、Lotus/HOPE HB.T

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そのHB.Tに最新のUCIのTTバイクの規定やロード用ホイール、カセット、ディスクブレーキ等に対応するよう再設計されたロードゴーイングVerのプロトタイプが登場した。その名もHB.TT

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HB.Tがディレイラーの搭載を考えた設計ではないので、リア周りは大きく変更がされているね。



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HB.TT_9-1340x754

まだ開発途中のようで、風洞テストもまだ行っていないそう。
タイムトライアル用にジオメトリの調整やカーボンレイアップの設計などを行っていくとのこと。
というわけで本当に「作ってみた」状態。仕様等定まるのはまだまだ先かもしれませんね。外見ももう少し変わってくるのかも?

来年から販売できるかもしれないとのことで、頑張れば生産数は最大で週5台とのこと。

販売するとしたら、おそらく価格は12000ポンド~15000ポンドになる予定とあるので、だいたい200万円くらいかな?
憧れのLotusTTバイクが手に入る日がもうすぐ来るのかもしれない…



補修品が届きました。
なぜアキバオーでシマノの補修品が売っいてるのかは謎です。


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RDもビッグプーリーの交換方法などググれば外し方がすぐに出てくるので便利な世の中になりました。

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壊れたパーツはゴミ箱へポイー

これからZWIFTで取り付けに問題がないかテストします。
丁寧な変速の練習も。


みんなのヒーロー ペテル・サガンがWTチームのBORAを離脱し、プロチームのTotal Energyに移籍します。兄やオスなどの御一行を引き連れての移籍となります。
というわけで移籍情報がてんやわんやしています。




BORA hansgroheから移籍
・ペテル・サガン(BOH→TEN)
・マチェイ・ボドナル(BOH→TEN)
・ユライ・サガン(BOH→TEN)
・ダニエル・オス(BOH→TEN)
・パスカル・アッカーマン(BOH→UAE?)
・エリック・バシュカ(BOH→?)
・ルディガー・ゼーリヒ(BOH→LTS)
・アンドレアス・シリンガー(BOH→引退予定)
・ミハエル・シュワルツマン(BOH→?)

BORA hansgroheへ移籍
・サム・ベネット(DQS→BOH)
・シェーン・アーチボルド(DQS→BOH)
・セルジオ・イギータ(EFN→BOH)
・ジェイ・ヒンドレー(DSM→BOH)
・マルコ・ハラー(TBV→BOH)
・ダニー・ファンポッペル(IWG→BOH)
・ライアン・ミューレン(TFS→BOH)
・Cian Uijtdebroeks(2022からBOHでプロ契約の18歳のベルギー人)

その他
・アレクサンダー・クリストフ(UAE→IWG)

チーム大刷新だね。かなりチームのイメージが変わる。
アッカーマンが抜け、サムベネットは古巣へ戻ってくることに。ワンティからファンポッペルも来る。
イギータやヒンドレーの移籍はステージレースでの総合力にも力を注ぐようにも見えるね。
ブフマンシャフマンケルデルマンに加えてケムナにコンラッドに上記の2人。うむ、強そう。







ヒンドレーはサドルの痛みの為、ブエルタには出ないんだって。
へえ



クリストフはワンティへ




以前紹介したProOwnedCyclingは様々なチームの使用済み/未使用のアイテムを販売している。
まあチーム名なんてコロコロ変わるしね。去年のモノがピカピカでもスポンサー変われば使えないわけで。





そんな通販ショップが現BIKE EXCHANGEに所属し、東京オリンピックにも出走したエステバン・チャベスが立ち上げたコロンビアの非営利団体、Fundacion Esteban Chavesとの共同作成の特別なボトルを販売開始している。

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Fundación Esteban Chavesの活動はチャベス自身の価値観や哲学にのっとり、サイクリングを通して若者に前向きな人格の形成を手助けしたり、
骨格等に異常があるが整形外科手術を受けられない低所得者層の子供たちの生活の手助けをするための活動をしています。
子供たちの夢を実現させるための活動ですね。

このボトルの売り上げは100%基金へ送られるそうです。
Pro Owned Cyclingはこれまでもファンデーションを支援していたが、このボトルを販売することによって直接貢献できるようになったとのこと。
ちなみにボトルはTacx Shivaの500mlです。

FUNのサイトではサイクルジャージや普段着等売っていてお手頃価格。
これを買うことでも支援できる。



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先日引退を発表したアンドレ・グライペルも自身のシンボルを入れたゴリラジャージの売り上げの一部を難病研究へ寄付したりといった活動をしています。



これを期に自分の好きなチームや選手がこのような活動をしているのか調べてみるのも面白いかもしれませんね。
このような選手たちの活動を支援することが、普段レースを観ることで受け取る熱狂や興奮、感動に対しての選手への返答になるのかもしれないね。飽くまで私の考えだけど。





ZWIFT中の変速でRDが壊れました。
無理なシフトチェンジが多く、疲労が蓄積したのかもしれませんし、そもそも中古でしたし(美品でしたが)、輪行などで痛める要素があったのかもしれません。


なんにせよ不自然に壊れるのはたいていの場合自分自身に原因があります。


突然クランクが回らなくなり、よく見るとチェーンがディレイラーケージの外に飛び出ている。
やれやれ、ボルトが破断でもしたかな┐(´-`)┌、
と思いながら、エキストラクターなど用意してRDを取り外す。
と、どうやら破断ではない模様。

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ふむ、これは

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プレートが避けてるというか剥がれてるというか、そんな壊れ方をされていました。
ボルトはきれいでした。疑ってすまん。
ZWIFTでよかったな。

というわけで、シマノのスモールパーツをググって補修部品を発注。
パーツまるまる買い直すわけではないにしろ、こういう出費は抑えたいところですが…。

先日中華カーボン号に久々に乗って思いましたが、電動に変えてから雑なシフトチェンジが増えていたという印象があります。
雑というかモーターに頼る結果、変速がスムーズに行えるケイデンスの範囲外での変速が増えたという感じか?
雑なダメージが蓄積して壊れたのでしょう。
バイクもパーツも丁寧に扱わないといけないですな。