先日の台北で展示されたHGフリーで使用できる13速コンポーネントS-Ride M700を見て、
ロードもここまで来れば2×11と遜色なく使えるのかな?
と思い、excelを少しポチポチしてみる。

HGフリーっていうのが今回のミソ
ということはトップは11Tだ。




まず、コンパクトクランクでの11-28Tのギア比を見てみる。

11-28コンパクトギア比



これはPCでは見えても、スマホには見辛い
縦にしよう。


11-28コンパクトギア比2

お、見易い
緑色がそれぞれのギアにしかないレシオ
赤がそれぞれで被っているレシオ帯域
黄色はアウターロー/インナーハイの使わないところ

かつてROTORは言った。
「ロードバイクも実質14枚くらいしか使ってないよ」

確かにそうだった。ただそれなら14枚必要だ。

それでは、S-Ride M700のギア比
フロント50Tと52Tの場合を考えてみる。

M700ギア比2


S-Ride M700のギア比

青は新しく追加される部分。
おお、きれいに並んだ!
と思うが、ケイデンス90で回した時の速度を見てみると、ちょっとギア間のギャップがありすぎるか。
まあ28~35km/hあたりは11-28と歯数構成変わらないし、常用は可能か。素直に首を縦に振って納得はできなそう?
しかし、11-28を普段使う人には青い部分が必要ではないし、



では、1×13で対応できる範囲の理想はどんな並びになるのか
考えて作ってみる。

多分こんな感じ。

理想?のギア比2

こんなもんじゃないかい?
42-36-32-28-25-23-21-19-17-15-14-13-12
もうこの際目を瞑るのはトップギア。

超剛脚じゃなければ12Tまであれば多分事足りる。多分。
むしろ16Tが欲しい。

まあMTBコンポのメーカーだし、こういうのはリリースしないだろうな。

ついでに公式ページっぽいものも見つけた。これかな。
http://www.s-ride.net/en/
ただ12速のM600とかが載ってない。

1×11のスプロケは5800のシフターでも引けるらしい。
分野ごとの機材の垣根がなくなると、試せることが増えて予算が足りなくなるんだよな!時間も!