KASKの姉妹ブランドKOOから、Billyという商品が先日リリースされました。
ステムにつけるアイウェアのマウンターです。
私個人はあまり興味なく、
手に入れたらステムではなくヘルメットに付けたいなと思っていました。
CYCLINGTIPSさんが「なんだこの商品アホじゃねえか」とかなんとか言ってる。
ちょっと読んでみましょう。
「たしかにさ、湿気の多い環境、暑い場所でゆっくりと登ったりしてるとき、どんな高価なグラスも曇ることは避けられないよね。
でも、これ本当に必要?
んなこたぁない。
なんだよこの醜い見た目は。
茎(stem)から芽が出たってかww
多くのヘルメットは安全にサングラスをマウントできるようにデザインされてるし、
もしできないなら(髪型が許すなら)頭の後ろにまわせばいいだろ。
ましてやこんな4gのプラスチックとゴムに25ドル(現レート約2700円)も払うとかさ…。
仮にBillyでステムにサングラスをマウントしたとしてさ、
汗かくじゃん?
そして顔を伝って落ちるじゃん?
滴り落ちる汗の落下先はステムだよ!
Billyとお前のグラスがあるところだよ!
まあさ、最近の商品が軽薄な業界で
デザイナーやエンジニアにこのような商品を企画する場を与えて、真面目なプレスリリースをするKOO は心強いと思うよ。
KOOのセールス&マーケティングディレクターのYlenia Battistello氏は、
「Kooは、すべてのサイクリストに便利と実用性を与えるプロジェクトに取り組んでいる。 「サングラスをどこかに安全にホールドしたいと耳にしたから、Billyを作ったんだ。」
と言ってた。
会社の存在を示すために、こういう自由をデザイナーやエンジニアに与えるのはいいことだよね。
実際、俺もまだBillyを試したわけじゃないしさ
redshiftのshockstopstemやCoefficient Wave handlebar も、価値がわかるまでは間抜けっぽい感じしたしな。
redshift shockstop
(ステムにエラストマーが入る後付けサスペンションシステム)
自転車業界は一部のアホな金持ちに払ってもらおうとしているような商品に溢れている。
それか、俺よりも遥かに金を持ってる人で溢れている。
もし、ステムにサングラスを安全にクリップしてる奴を見かけたり、そいつに登りで追い越されても、経済力の差で妬んだりはしないよ。
彼らの出した金が実際誰かに利益をもたらすのだからね。
それが無意識のうちに何年も作られるのを待っていたのかもしれないしね。
まあ、少しも笑わないっていうのは難しいね」
とのこと。
リリース記事見たときに、「これステムじゃなくてよくね?」っていうのは実際思った。
まあそれからここまでのコメントに至るまでの考えは私にはなかったなぁ。
25ドルくらいなら安い方だろと思ってしまう感覚はすでに麻痺しているのだろうな…。
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