アルミバイク。
スチールほどノスタルジックでもなく、
カーボンほどパフォーマンスは優れない。
でも、市場に居続けていて、検討する価値がある。

というアルミフレーム。
海外の記事にて、おすすめアルミバイクの記事がありました。
(注:2019年5/10の記事です)


良いアルミバイクとは
・カーボンより高価でない。
・カーボンより弾性がある。
・スチールより軽い。

アルミニウムは生産コスト、重量、弾力性などのバランスが取れているため、最も売れるフレームなのです。
ロードレース界でアルミバイクが作られるようになったのは、1970年代、メーカーはALANとVitusだったそうです。
しかし、ツールで活躍した時期は短命で、だいたい1994-1998年くらい。その後はカーボンの時代。

丈夫で安くてそんなに重くないアルミフレーム。
CYCLING WEEKLY誌のおすすめは以下のようです。
TREK EMONDA ALR5 DISC

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CYCLING WEEKLY誌のEDITOR's Choice Award 2018にも選ばれたフレーム。
見た目も乗り心地もアルミニウムのようではなく、一同ビックリ。
サイズ52で7.8kg、「Invisible weld technology」でキレイで丈夫で軽量な接合部。
ブリッジがなく、快適性を与えてくれるスレンダーなシートステイに、H2ジオメトリのリラックスしたポジション。
価格はシマノ105の油圧ブレーキ仕様で£1800(誌筆時24万円弱)を下回る。

CANNONDALE CAAD 12

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アルミニウムの話をするならこいつを含めなければな。
価格はティアグラのモデルが£1099で一番上が£3499で、あなたに合ったモデルを選べる。
リムブレーキもディスクブレーキもある。
アルミニウムのできることの性能限界を押し広げたバイクだ。
プロフェッショナルなレースをしたり、クルージングをしても場違いにならない、とてもいいバイクだよ。



CANYON Endurance AL
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名前が示すように、これはCANYONのハイクラスなエンデュランスバイクのアルミバージョンだよ。
6000系のアルミで作られていて、フレームは軽い。バイクの重量は8.2kgだ。いくつかのカーボンバイクよりも軽かったよ。
CANYONのバイクはうれしいことに豊富なオプション選択がある。
低価格なアルミだからといって、品質や楽しさを妥協する必要なんてないんだ。

Specialized Allez Elite

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Allezシリーズは長年、マーケットでの「初めてのバイク」を支配している。
2018年にアップデートがあったが、2019年はそのまま。
それほどレースポジションではない、ワイドレンジなジオメトリは多くのサイクリストに貢献してくれるだろう。
Specializedによると、レーシングフォームを損なうほどではないし、
ターマックのように攻めたポジションもとることができる。

B'Twin Ultra AF GF

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可変的に厚みを持たせられる6061アルミニウムのバテッドチューブを使用したこのフレーム。ペダル込みで9kg、ミッドレンジとしては悪くない。
全体的に、剛性を持たせる角型チューブで構成されていて、Ultraのグレードに付いてくる27.2mmのシートポストが快適性をもたらしてくれる。

Boardman Road Sport
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トリプルバテッドの6061アルミニウムと、軽量なカーボンフォークとアルミのハンドルで構成されたこのバイクはお値打ちな部分だ。
シートステイやヘッドチューブの接合部はきれいに処理されていて、一段レベルの高いバイクのように見せてくれる。
部分的に内装なケーブルもフレームを綺麗に見せるのに役立っています。



アルミフレームの乗り心地
アルミフレームのウリは、価格性能比。
良いアルミフレームはスチールを凌ぎ、チタンフレームや低価格なカーボンフレームよりもパフォーマンスや剛性がある。
だからレースに出るのも何の問題も無い。

価格的に見ると、アルミはスチール、チタン、カーボンに比べて圧倒的に安く、入手性が高く、大量生産に優れている。
その低価格が消費者まで続いている。
ハイグレードのコンポーネントを装備したバイクが安く買えるんだ。

良いアルミバイクは、優れたパフォーマンスを発揮するが、ローエンドのものは未だに酷い乗り心地のものもある。最新のアルミバイクに必ず必要なことはフォークやシートポストがちゃんと振動低減に貢献してくれることだ。

素材と加工について
バイクに使われるアルミは一般的に2つの種類がある。6061と7005だ。
6061は安価で加工しやすい。
7005よりも少しだけ軽いと言われることもあるけど、大きな差は無いよ。

よく語られているけど知らない人がたまにいるのがバテッドチューブ。
バテッドチューブというのは、1本のアルミパイプの内部の厚さを変化させている。
ダブルバテッドチューブは2種類の厚さ、トリプルバテッドチューブは3種類の厚さになっている。
この技術のおかげで剛性を失うことなく軽量化ができるんだ。
そして多くのフレームメーカーが用いるハイドロフォーミングというチューブの加工手法。
高圧下で流体を使うことで、トラッドでないシェイプを作ることができる技術だ。」

とのこと。