フランスのスターはツールには参加しない模様。

Velonewsより


キャリアを見つめ直したいと2019年シーズンを早々に切り上げ、休養していたバルデ。
2020年はジロ、五輪、ブエルタのスケジュールを考えているそうです。

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水曜日のチームキャンプにて
バルデ「簡単な選択ではなかったよ。
ツールに焦点を当てたここ数年を後悔はしない。
ただ、僕自身が進歩していないように思えたんだ。
今よりも良くなってツールに戻ってくるよ!」

とのこと。



もちろんジロ・デ・イタリアは初参加。
彼の2020年シーズンは1月のダウンアンダーから始まることになるとか。
そして彼が特に熱を入れるのがオリンピックと世界選手権。
双方に用意されるチャレンジングなコースはバルデのスタイルにピッタリかもしれません。

バルデが言うには、2020年の世界選手権は1980年にベルナール・イノーが制したサランシュ以来の最も厳しいレースになるだろうとのこと。
2019年も別の意味でサバイバルでしたが。

2013年からツール・ド・フランスに出場し続けていたバルデ。
3ステージでの勝利
2ステージのポディウム
2016年は総合2位
2017年は総合3位

それ以降、彼の視点では、彼のツールは行き詰まってるとのこと。
その後の2年は勝てず、総合のポディウムに乗れませんでした。山岳賞はとりましたが。

2020年のジロも3度のTTステージがあり、オールドスクールなコースが好きなバルデには優しくないです。

バルデ「3度のTTがあるからね。気を引き締めないと。
でも、第3週は僕は好きだ。とても長いステージで、5000mも登るんだぜ。」

ちなみに2020年シーズンのツールでAG2Rのリーダーを務めるのはピエール・ラトゥールになる模様。

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2018年のツール新人賞ジャージ、2019年のイル・ロンバルディアでは9位の期待の若手。
こちらも頑張って欲しいですね。