CYCLING WEEKLYにて、wiggleで販売されているPrime BlackEditionのセラミックスピードベアリング仕様のレビュー記事がありました。

リムハイト:50mm
リム幅:内寸19mm、外寸27.5mm
リム素材:東レ T700 UDカーボン
スポーク:DT Aerolite、DT Comp
ハブ:Prime RD010 24H F+R
重量:フロント704g、リア843g(ディスクロックリング込)
価格:£1250

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「このライドでは何一つ失望するものがなかった。
50mmハイトの飽和した市場では目立つことは難しいが、私の経験上、BlackEditionは最高のものの部類に入る。
ディープホイールの長所の1つである加速性能は、とても印象的だった。
私のテストしたホイールはもっとも軽い部類ではないが、前後で1.54kgくらいだった。リムの軽量化も効いているのだろう。

繰り返すが、BlackEditionの巡航能力は高く、最近テストした同様なホイールの中であっても、あらゆる地形で平均速度がアップした。

しかし、最高のホイールで重要なのはハンドリングの良さと剛性だ。
スプリントしたり、サドルから離れたときに横方向に車輪がたわむことがよくあるが、このPrimeホイールはそのようなことはなかった。

 

テクニカルなサーキットや、進路変更の時にはシャローリムのようにハンドリングする、操舵がほとんどテレパシーだ。
クリテリウムでのパーフェクトホイールかもしれない。

短期間のテストで、セラミックベアリングの効果(と費用対効果)を定めることは難しいが、強いて言うなら高寿命だろう。
ハブをテスト後にバラしてみたが、汚れている様子もなく、シーリング性能も良さそうだ。
セラミックベアリングは高寿命で知られていて、定期的にメンテすればホイール全体の寿命を維持できる。

Prime BlackEdition x CeramicSpeedはロケットのような巡航能力、剛性があり、とても良いハンドリングを備えている優れたホイールセットだ。
ノーマルエディションよりもパフォーマンスが向上しているが、これはリムの軽量化によるものだろう。
セラミックベアリングを導入することで、確かにKudosを与えることはできますが、価格は高くなります。
ノーマルエディションよりも高耐久で良く回るようになるでしょう。
しかし、それで得られる利点は多くのライダーにとって、比較的限界があると考えられる。

スコア 9/10
良い点
・回転がスゴく良い
・組立の品質が良い
・剛性が良い
・値段

悪い点
・スタンダードエディションは£300も安い

とのこと。
BlackEditionはwiggleのレビューでも上々ですね
日本だと、
ノーマルベアリング版が78500円、ペア1624g
セラミックベアリング版が165000円、ペア1475g
となっております。
お値段が倍以上だと、別物で考えた方がいいのでは…。