BIKE RADERにてCAAD13のレビュ―記事がありました。

レビュー車スペック
フレーム:CANNONDALE CAAD13
ホイール:Horrowgram KNOT45
コンポーネント:SRAM FORCE AXS eTap
コクピット:Horrowgram SAVE ハンドルバー・ステム
シートポスト:Horrowgram SAVEカーボンシートポスト
重量:8.79kg
価格:£4800(おそらく日本で59万円のグレード)

Cannondale CAAD13 Force eTap AXS review

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「周期表の13番目の元素はアルミニウムのため、CAAD13は特別である必要があった。
CAAD12は2016年のバイクオブザイヤーを獲得している。
だから多くのアップデートした部分がある。

CAAD13の見た目は明らかに違う。
丸くないチューブやホリゾンタルなフレーム、トラディショナルな要素はどこかへ行き、
一見するとSuperSix EVO3の"カーボンコピー"のようだ。

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溶接部を見ないと、それがカーボンでないと気付くことができないだろう。
8.79kgの重量はアルミにとっては印象的で軽量であり、カーボンとの違和感はありません。過去に同じようなスペックでもっと重いカーボンバイクに乗ったこともあるさ。

テストしたモデルはトップグレードで、SuperSixEVO3と同じSAVEステム、ハンドルバー、KNOT45ホイールに素晴らしいSRAM FORCE AXSグループセットだ。
このSRAMの2ndグレードのワイヤレスドライブトレインを使うことは多い。
REDと同じように素晴らしく、少しだけ重くてチェーンノイズが少し多いくらいだ。
ギアレンジもただただ素晴らしい。
フロント48/35とリア10-33Tの組み合わせは、52/36と11-32Tに近いレンジだ。ただ、両端に軽いギアと重いギアがあり、1歯差のギア7枚はとてもプログレッシブなフィーリングにしてくれる。

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ペダルを回してみると、CAAD13はとてもシンプルで素晴らしいコンパニオンだ。
立ち上がりは素早く、ハンドリングは安心できる。
下り坂では、こいつはキレ味抜群だ。
ハードにペダルを回してコーナーの頂点を向けると、そこを辿って行く。毎回だ。
そしてペダルとクランクは次のコーナーへ一直線さ。
このバイクは、テクニカルで高速な下りを終えると、「もっと速くいける」、と絶対的な自信を持って、向きを変えてまた上りに行きたくなる。

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フレームはアルミだから、SuperSixEVOのように軽くはないね。

CANNONDALEはCAAD12と重さは変わらないと言う。
ちなみに、CAAD12は1094g、EVOは866gだ。
228gの差、ボトルは満タンで660g。
正直なところ、DURAACE組みのEVO Hi-MODとの重量の違いを感じなかったよ。

もちろん、Hi-MODはハイエンドフレームで、シマノのグループセットとSiSL2クランクセットで軽い。
でも、このCAAD13の軽さはKNOTのカーボンホイール、カーボンシートポスト、ハンドルバーが同じだからだろう。そしてDURAACE組みのHi-MOD£5499よりも(定価ではなく販売価格が)£1200安い。
セットアップはとても良い。変更するとしたら、タイヤをGP5000のTLにしたいね。

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CAAD13は素晴らしい。
実際、アルミバイクがこんなにも素晴らしいなんて、信じ難いくらいだ。

TREK EMONDA ALR、Specialized Allez、CAAD12、TreskaやBowmanなど、現代のアルミバイクはスペシャルなものに慣れている。

ただ、このCAAD13は別のレベルにあり、現在のロードバイクでの最も優れたアルミニウムの使用方法と考えられる可能性が非常に高い。
より控えめなバージョンのCAAD13を試してみるよ。リムブレーキバージョンも試してみたいね。

良い点:素晴らしいハンドリングとスムースな乗り心地
悪い点:アルミにしては高価

とのこと。