BB、2種類発注しました。
①ACRZ PF86 30mm軸
②ZTTO PF86 24mm軸

前と同じTOKENも検討しましたが、中華カーボンを組んだときに実績があり面白味がないので、今回はパス。
WISHBONEは高価なので様々なサイトで実績があり面白味がないのでパス。


初めに届いたのは①です。

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表記の通り、左右とも30mmです。

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流行のWISHBONE型。
向こうではスレッドロック式とも言うみたい?

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なんと、片側にベアリングが2つずつ配置されています。

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理由を考えてみます。
スピンドル径が大きくなると、BBの大きさに合わせるため、ベアリングは薄く細く、中の鋼球は小さなものにする必要があります。
どう考えても負荷による破損のリスクが大きくなります。
ベアリングを増やし、スピンドルと接触する面積を増やすことで負荷がそれぞれに分散させることが狙いでしょう。
ホンダのPUもシャフト破損の対策の1つとして、ベアリング増やしましたしね。
重量、90g。意外と軽い。

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このBBですが、BBの取り付けはスムーズに終わりました。
しかし、ぶっ壊しました。

ROTORのクランクを取り付ける際、ベアリングに与圧をかけ過ぎて気付いたときには時既に遅し、ゴリゴリ状態でした。レースの内部が破壊されたのでしょうか。
シェル幅としてはBB386と同じになると思い込んでいて、マニュアル通りに2.1mmのスペーサーを取り付けたのが失敗の原因でしょう。
いらない量のスペーサーを締め込んだことで、想定以上に力が掛かってしまったと思われます。
スペーサー無しから始めて、ガタがあったらスペーサーを増やす。
落ち着いて考えればこの手順が当然ですね。
シマノでもROTORでもないBBを使うわけですしね。
経験が浅い分、知識不足、技術不足は失敗から学びます。



翌日、②が届きます。

念のため発注しておいた、ZTTOのBBです。頼んでおいてよかった。

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もちろんスレッドロック式

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 重量は97g、少し①より重め。まあ誤差。

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こちらはちゃんとクランクの取り付けまで無問題でした。
シマノはROTORと左クランクの締め付け方法が違うからベアリングを破壊することは、そもそもないですね。


こういう金属シェルのBBは、剛性を底上げしてくれると思っていますが、そういう解析やデータを提示している文献あるのかな?


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