bike raderのスーパーバイクオブザイヤー2020を受賞したバイク。
評価は★5個。つまり最強。

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いい点:すべてが至高。すばらしい仕様。
悪い点:付属のタイヤが冬場のロングに適さない。
つまり最強。

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スペックは以下の通り
価格:9750ポンド(130万円くらい。)
重量:7.56kg
ハンドル:S-Works AeroflyⅡ
ステム:Venge
サドル:S-Works Power Carbon rails
ドライブトレイン:SRAM RED eRAP AXS 12s
ホイール:Roval CLX64

フレームの重量は960gとのこと。
58cmのサイズで64mmのホイールを履いても全体重量は7.56kg。

CLX64ホイールはCeramicSpeedのベアリングで21mm幅。
26mmのしなやかなターボコットンのタイヤが付属する。
(テストではシュワルベを使用した模様?)

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ドライブトレインはSRAM RED AXS。アプリを介して好きなように設定できる。
クランクにはパワーメーターも付属。デザインはすっきりしていて正確。

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専用のシートポストにPowerサドルがセットアップされる。
快適性を維持しながら最低限の重量を実現するサドル。

2


コクピット周りはシンプル。
Vengeの専用ステムを通してケーブルはチューブへ流れる。
GPSマウントも付属。

3


以下レビュー 
夢のような使い心地
「過去18カ月、S-Works Tarmacに乗っていたんだ。
僕はVengeはそれに非常に近い(けど、さらに速い)と感じるから、何度か乗る自転車を間違えたと思ってしまったよ。
酷い路面状態のところでは、乗り心地が硬く感じるけど、それは間違いなく64mmのせいだろう。

58cmのフレームはターマックと比較して、スタックは10mm低く、リーチは3mm長い。
低かったり伸びたり感じることは特にない。

73.5°のヘッドアングルと44.5mmのオフセットは素晴らしくバランスのとれたクイックなハンドリングを作っている。
エアロロードだけど、他と違ってステアリングの角度制限はない。

ギアの組み合わせは48/35のフロントと10-33のスプロケット。
11速のセットアップだと、52/36を11-28で走らせる感じ。
ギアが硬くて軽いだけでなく、ギア間のジャンプ(ギア比の差)が少ない。
Vengeではこれが、均一なケイデンスで速度を維持するのに理にかなっている。
クライミングでは、あらゆる勾配に対応できる十分な数のギア数。
下りに関しては無敵だね。

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唯一の欠点は、S-Worksのターボコットンタイヤ。
素晴らしく転がるんだけど、耐パンク性には苦労するだろう。
僕はこのタイヤは決戦用にして、普段はチューブレスのタイヤを使うかな。

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全体的に、Vengeは驚くほど装備が整っていて、素晴らしく反応性が高く、ライドが非常に刺激的だ。
速いって言ったっけ?
ハードウェアもパーフェクトだから、何も変更する必要がないよ。
130万のバイクが「お手頃価格」と説明されても、頷いてしまうしかないね。」

とのこと。つまり最強。