中止になっているバイクショーの代わりに俺たちが商品を紹介してやるぜ!
とCYCLING TIPSさんが言っています。
その中でのホイールの紹介記事です。

Ro2


カーボン、アルミともどもFulcrumの主力ラインナップであるRacing Zero。
その中で、リリースされたばかりの気がするRacing Zero Carbon DBにアップデートが施され、CMPTZNという名前が冠されたものがあります。コンペティオーネの子音かな。



標準のモデルと同じくリム幅は内寸19mm、リムハイトは30mmです。
リムはブラック、ベアリングはCULT仕様というのが特徴ですかね。

R00


ARCテクノロジーによって、リム全体ではなく、局所的に補強をしています。
スポーク穴も穴を開けたわけではなく、形成です。このあたりもノーマルと同様。
これらの技術や、21本のブレードアルミスポークとテンションを均一にする2:1パターンにより、余分な重量の増加なく引っ張り強度を高めています。

ちなみに、リムに穴が貫通していないので、リムテープ不要でチューブレス化できます。
R01

CULTベアリングはレース部分も低温処理を施して硬度を増しているとのこと。
ベアリング球だけ取り換えてもだめということな。

R03

フリーは、SHIMANO/SRAM、カンパ、XDRのアルミフリーハブが用意されています。
初期構成は12mmスルーアクスルのフロントとリア。
15*100mm、12mm*135mmのエンドキャップもある模様。

重量は前後で1440g。
小売価格は$2657。30万円超えるかな。
日本ではアルミレーゼロDBのCMPTZN、レーゼロカーボンDBは代理店サイトにありますが、
このモデルはまだのようですね。発表やインプレが待ち遠しいですね。

R05