クラウドファンディングでの資金調達の発表で企画が公になった会員制メディア La Route
2020年4月24日に記事が公開されました。

ちなみに、DAYSのカテゴリーの記事は無料で読むことができます。


購読してみて


内容は面白いです。全ての記事が。
読み飛ばそうという考えは1mmも出てきませんでした。
誰もが頭の片隅で思っているであろうことを述べていたり、闇の部分であったり、
ビルダーさん達の対談であったり、
自転車(ロードバイク)が好きなら、なるほどと思いながら全ての記事に目を通せるかと思います。

これからコンテンツが充実していくのを楽しみにしています。


ネタばれのない範囲で、Pros/Cons関係なく思ったことを少し書きます。
ここに書く理由も以下です。

一方通行


しかし執筆時現在、情報の伝達は一方通行のようです。
フォーラム等は設けられておらず、記事へのコメントもできない。
ネタバレを気にせず記事の感想を言える場所がどこにもない。
一応、問い合わせフォームはありますが…。記事の感想はそこに書くのではないでしょうし…。

最初、クラウドファンディングの記事を見た時、「安井氏中心の自転車関係のオンラインサロンかな?」
と、思っていました。
記事に対してのコメントだったり、いろいろな事柄に関するフォーラムだったり、議論ができる場所があるのだろうと思っていました。
主催者の発信と参加者のコミュニティ。
参加者しか受け取れない情報と、それをオープンに話せる場の提供による充足感。
オンラインサロンが近年ウケている理由がそれだと思っています。

クラウドファンディングのページには「視野に入れています」と書かれていますが、急いだほうがいいんじゃないかと個人的には思います。流行にあやかるのは悪いことではない。

読み応えがあるほど、この記事の内容を話したいのにどの人に話せばいいのかわからない…という状況の人が出てくる気がします。

小学生の頃「昨日〇〇のTV番組観た!?」とよく友人同士で話していたと思います。
大抵の人はインプットした情報を誰かにアウトプットしたがります。
情報の秘匿性が高ければ高いほど、その傾向は高くなります。
意中の子の名前を誰かに言うと次の日にはクラス全員に回っています。S君、秘密だよって言ったのに!

この「誰かに言いたい熱」が冷めないうちに、言い合える場所が必要だと思います。
冷めた鉄に熱を入れ直すのは簡単ではないです。
再加熱によって変形してしまう可能性もあります。
「ああ、あの人のことが好きだったのは〇年前のことだよ。もう興味ない。」となったら話題性0です。

一方通行の状態が続くようでは、他の大手国内メディアと変わらないですし、
次の記事が提供されるまでアクセスをしなくなる人が増加します。
月に1回の訪問で足りてしまうコンテンツ量だと尚のことです。
そうなると、毎月提供されるコンテンツの量に対しての550円(税込)の価値を見出せない人も出てきます。
上記のようなコミュニティじゃなくても購読者が定期的に顔を覗かせ、記事の発信以外に長期的に契約を維持させるような工夫や取り組み、土台作りの考えがあるのか、気になってしまいました。
誰もがオフ会に参加してお酒を飲みたいわけでもないですしね。

まあこんなしがないリーマンに心配されなくても、そのようなことは考え切った上でメディアを立ち上げているんだろうとは思いますが。
ただ、メディアがちゃんと続いてくれるかどうか、読者としては気にしてしまう人は多いかと。

今後の展望みたいな情報も欲しいところ。

付録がいらなければCYCLE SPORTSとBICYCLE CLUBがkindle unlimited等のサブスクリプションサービスで読めてしまう時代、人によってはコーヒー1杯程度といえども550円は情報代としては意外と安くはない情報代にも見えるんじゃないかなぁとも思います。



ロードバイクだけだろうか


現状、コンテンツはほぼロードバイクだけですが、コンテンツがこれからどのように増えていくのか。
MTB、BMX、グラベル、小径車等々やE-BIKE、機材ではなく交通事情や自治体の取り組みなど、今後は取り入れていくのだろうか。
はたまた変化球で自動車番組 TopGear/GrandTourのようなお笑いネタとかも仕掛けてきたりするのだろうか。
中古2万円の激安バイクを乗りつぶす…それはYoutuberがやればいいのか。

「ロードバイクメディア」ではなく、「自転車メディア」と謳っていることから期待してしまう、気になってしまうコンテンツの拡充方法。今後に注目か。

インプレッション記事


自身のバイクを挟んで相対評価をしてくれるのなら、
いくつか項目・要素を作り、そのテンプレートに沿って項目ごとの評価をしてほしかった。
バイクによって語ることが変わってしまうのはわかる。そこがそのバイクの生意気であったり魅力的であったりする部分なのだろう。
自身のバイクを5/10点としてスコアを付けた数値があれば、伝わりやすいんじゃないかなとよく思う。
たとえ785RSを持っていなくても。

安井氏が関わっていたかは覚えていないが、どこかの雑誌でのホイールのレビュー、絶対評価で8/10点、9/10点だらけで結局全部いいホイールだとしか伝わってこなかったので、何か基準を決めての相対評価をしてみて欲しいところ。スポンサーへの見てくれを気にしなくていいここでしかできないことだと思う。

初心者じゃなければ文章で理解できるのだろうけど…難しい人には難しいと思う。

余白が多い


いい意味で。
広告設置がなければ、こんなにWEBページって綺麗なんだなと思った。
空白と文章のレイアウトは新鮮でした。

なんかすみません…。


(会社的な)ボスは安井氏ではなかった。



特定商取引に基づく表記によると
安井氏ではなく、ハーモニクス株式会社の栗山晃靖という方が代表者な模様
同氏はProducer / Planning Directorとなっていますね。安井氏は編集長。
レイアウトが似ているし、WEBページの制作はこの会社かな?

どちらがどちらに企画を持ち掛けたのかはわからないですが、新しいメディアの立ち上げ、ありがとうございます。

ギャーギャー語ってすみませんでした。
今後の記事も楽しみにしております。




最近の小学生はTV番組よりも「昨日のヒカキン観た!?」とかYouTubeの話題だったりするのだろうか…気になるところ。