先日届いたCiamillo G20SL、前後ともブレーキの設置が完了しましたが…
とりあえず、ハイパー苦戦しました。というか、後日やり直します。。。
最初、マニュアルを読まずに組もうとしたのですが、アウターケーブルが短すぎたため、アジャスタのある側のキャリパーしか動かず、困り果てました。
マニュアルを読んでいないと、上記がそもそも意味不明です。
各箇所に設置してあるパーツをシマノと同じように機能すると思っていると99%と失敗します。
比べると、シマノの取り付けはこだわりがなければぶちスライム程度に簡単です。
マニュアルを読みながらポカーンとなって、「さて、寝るか」と1日寝ました。
フローティング…?張力…?頭の中はフロイドローズでいっぱいです。
これがブレーキのマニュアルです(上位のlekki8用。構造は一緒)。
取り付ける際は英語手順も読みながらが行うのがいいと思います…。
ざっくりと手順を書きます。
ステップ1
ブレーキパッドをシューホルダーに取り付け。
硬かったら石鹸水を使う。
ステップ2
キャリパーをマウントしてハウジング(アウターケーブル)をカット
パッドホルダーを取り付ける前にキャリパーを取り付ける。
この次が難関でした
Ciamilloのブレーキはフローティング機構を採用していて、バランススプリングによってキャリパーは自動的にセンターに戻る仕組み。
この機能を上手く調整するためには、ハウジングを適切な長さに切る必要がある。
ハウジングが短すぎるとキャリパーが引っ張られてしまい、長すぎると押し下げられてしまう。
どちらも、キャリパーがセンターズレを起こす原因。
ハウジングが上下に引っ張られない長さにする。ケーブルアジャスタ―を5mm上げたところをマークし、ハウジングをカットする。
ステップ3
インナーケーブルを取り付け
アジャスターが完全に下になっていることを確認し、ケーブルのクランプボルトを緩める(5mm引き上げたものを戻す)。
カムを持ち上げて、ケーブルを通す。カムがストロークの一番下であることを確認し、クランプボルトを締める(6~6.5N・m)
ケーブルアジャスタを上げて、ケーブルのたわみを取り除く。
ステップ4
ブレーキパッド取付
緩く取り付けて、キャリパーを手で握って、リムを押し当てる。
パッドとタイヤの間に1mm以上の隙間があることを確認。
1N・mで締め、リムのラジアスに合うようにアライメントを調整。
回転しないように個々にそれぞれのパッドホルダーを6N・mで締める。
ステップ5
クリアランス調整
※ケーブルアジャスタ―は使用しません。
マイクロカムを使用した調整が適切な動作を保証するための最も重要なステップです。
適切に調整しないとブレーキパフォーマンスが低下してしまう。
2mmのアーレンキーを使用して、ボルトを調整。
2mm以下の隙間が理想。
という手順になるのですが、
私の場合、インナーケーブルを抜きたくないけど、アウターケーブルを少しずつ切り詰める必要があったために、ステップ2、ステップ3の手順を何回も繰り返しました。
というか全体的にマニュアル通りでないトライ&エラーの繰り返しが必要になります。
とりあえず、アウターケーブルの予備は用意しておいた方がいいかもしれない…。
フローティングがうまく作動すると、左右のキャリパーが均等に動作するはずです。
キャリパーをフレームに固定しても、フローティングしているため、ふわふわしています。
というかこのせいでちゃんとセンターで取り付けられているか判断ができないという罠。
…たしかに軽いし、面白い機構をもっている。
しかしユーザビリティはシマノが10だとしたら2か3か…。
メンテナンス性はよろしくないかもしれません。センターボルト締めこみ過ぎたらフローティングが死んでブレーキ作動しなくなるし…。それ書かれてないから興味本位で締めちゃうし…。
珍しい機構を楽しむことができる人、ちょっとした苦労が快感に思えてしまう人はこのブレーキが好きになるでしょう。
ただ、人におススメとなると…やはりシマノかなぁ
自転車屋さん、何も知らない状態でこれを持ち込みされたら涙目だろうな…。
とりあえず、ハイパー苦戦しました。というか、後日やり直します。。。
最初、マニュアルを読まずに組もうとしたのですが、アウターケーブルが短すぎたため、アジャスタのある側のキャリパーしか動かず、困り果てました。
マニュアルを読んでいないと、上記がそもそも意味不明です。
各箇所に設置してあるパーツをシマノと同じように機能すると思っていると99%と失敗します。
比べると、シマノの取り付けはこだわりがなければぶちスライム程度に簡単です。
マニュアルを読みながらポカーンとなって、「さて、寝るか」と1日寝ました。
フローティング…?張力…?頭の中はフロイドローズでいっぱいです。
これがブレーキのマニュアルです(上位のlekki8用。構造は一緒)。
取り付ける際は英語手順も読みながらが行うのがいいと思います…。
ざっくりと手順を書きます。
ステップ1
ブレーキパッドをシューホルダーに取り付け。
硬かったら石鹸水を使う。
ステップ2
キャリパーをマウントしてハウジング(アウターケーブル)をカット
パッドホルダーを取り付ける前にキャリパーを取り付ける。
この次が難関でした
Ciamilloのブレーキはフローティング機構を採用していて、バランススプリングによってキャリパーは自動的にセンターに戻る仕組み。
この機能を上手く調整するためには、ハウジングを適切な長さに切る必要がある。
ハウジングが短すぎるとキャリパーが引っ張られてしまい、長すぎると押し下げられてしまう。
どちらも、キャリパーがセンターズレを起こす原因。
ハウジングが上下に引っ張られない長さにする。ケーブルアジャスタ―を5mm上げたところをマークし、ハウジングをカットする。
ステップ3
インナーケーブルを取り付け
アジャスターが完全に下になっていることを確認し、ケーブルのクランプボルトを緩める(5mm引き上げたものを戻す)。
カムを持ち上げて、ケーブルを通す。カムがストロークの一番下であることを確認し、クランプボルトを締める(6~6.5N・m)
ケーブルアジャスタを上げて、ケーブルのたわみを取り除く。
ステップ4
ブレーキパッド取付
緩く取り付けて、キャリパーを手で握って、リムを押し当てる。
パッドとタイヤの間に1mm以上の隙間があることを確認。
1N・mで締め、リムのラジアスに合うようにアライメントを調整。
回転しないように個々にそれぞれのパッドホルダーを6N・mで締める。
ステップ5
クリアランス調整
※ケーブルアジャスタ―は使用しません。
マイクロカムを使用した調整が適切な動作を保証するための最も重要なステップです。
適切に調整しないとブレーキパフォーマンスが低下してしまう。
2mmのアーレンキーを使用して、ボルトを調整。
2mm以下の隙間が理想。
という手順になるのですが、
私の場合、インナーケーブルを抜きたくないけど、アウターケーブルを少しずつ切り詰める必要があったために、ステップ2、ステップ3の手順を何回も繰り返しました。
というか全体的にマニュアル通りでないトライ&エラーの繰り返しが必要になります。
とりあえず、アウターケーブルの予備は用意しておいた方がいいかもしれない…。
フローティングがうまく作動すると、左右のキャリパーが均等に動作するはずです。
キャリパーをフレームに固定しても、フローティングしているため、ふわふわしています。
というかこのせいでちゃんとセンターで取り付けられているか判断ができないという罠。
…たしかに軽いし、面白い機構をもっている。
しかしユーザビリティはシマノが10だとしたら2か3か…。
メンテナンス性はよろしくないかもしれません。センターボルト締めこみ過ぎたらフローティングが死んでブレーキ作動しなくなるし…。それ書かれてないから興味本位で締めちゃうし…。
珍しい機構を楽しむことができる人、ちょっとした苦労が快感に思えてしまう人はこのブレーキが好きになるでしょう。
ただ、人におススメとなると…やはりシマノかなぁ
自転車屋さん、何も知らない状態でこれを持ち込みされたら涙目だろうな…。
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