UCIの承認リストに少し目を引くブランド名がある。

KAZEというブランド。
登録されているフレームは6種類。
2020-05-07 (2)
ブランド名は風。
フレームの名前を見ると、
観音、浪人、関西…。
私のこじつけなのだろうか…。たしかに、もしかしたらケーズと読むのかもしれない。
というか「Kanon 2019 Disc」と「KANSAI 2020 DISC」のフレームとフォークのコードが同じに見えるのは私だけ…?

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調査


幸いにもWEBページが存在した。
読めない文字のものと、英語のものが。

読めないほう


英語のほう


なんと、Spirit of Japanである…!

びっくりして"About us"のページを見てみる。

「KAZE RACE JAPAN RACING SPIRIT
自転車は単なる移動手段ではない ― 命を感じることができる。それは我々の情熱だ。
街を後にしてハードな坂を登り、友人や時間と戦い、新しい道を冒険する。
自由 興奮 スピード 苦しさ 寒さ 汗の感覚、それらすべてが我々と一体になる。
アマチュアから世界チャンピオンまで。
これがロードサイクリングを愛している理由だ。」

とのこと。
なんだか超カッコいいこと言っているが、日本的な要素はあまり感じられない。

なぜ日本なのか…。
とりあえず、住所でも見てみるか。
Contact usに載っている、住所っぽい文字列をググってみると、GoogleMapが位置を示した。
タイだ。…なるほど。なんかいろいろなるほど。
あれはタイ語だったのか。

ストリートビューでも「KAZE CUSTOM FACTORY」の文字が見える。
メールドメインはtcabike.comなので、これも調べてみる。
TCAは「Thailand Cycling Alliance」の頭文字のようだった。
ただ、ほぼリンク切れと更新無しで詳しいことは調べていない。



ラインナップ


さて、前置きが長くなったが、タイのブランド、KAZEのバイク、例の3つを見てみよう!(JapanSpiritの謎ぶん投げ)
英語の方はKANSAIが無いっぽいので、読めない文字列タイ語のページも確認したほうがいいでしょう。

สินค้า(製品)ページ(ロードバイク)

KAZE KANON

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KANONはダイレクトマウントのリムブレーキとディスクブレーキの2仕様。
流行りのカムテール形状。
T800/T1000を用いているようです。

ラインナップは色々ある。
フレームセットがだいたい10万円くらいか。サイトでちょっと価格差がある。
105にFulcrum Wind40がアッセンブルされたSmartVirsionが28万くらい。コスパよさそう?


KANSAI

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残念ながらリムブレーキ仕様しか見つからなかった。
フレームもフォークもT800カーボンを使用している模様。
Kanonとの形状の違いはフォークに整流フィンっぽいものが無いのと、リア三角の接合部とリアホイールの覆い方…?
105(ブレーキはTektro)とアルミホイールの構成でお値段は30500バーツ。現在のレートだと10万円切ってる様子。

RONIN R

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Roninは軽量フレーム的な位置付けか。
こちらはDMのリム仕様とディスクブレーキ仕様がある。
東レのT800/T1000カーボンを使用。
フレームセットの重量は890gとのこと。
フレームセットが9万円くらい。

こんなラインナップでした。
UCIに登録されているフレームとしては、安いほうではないかなと思います。
興味ある方は連絡とってみてはいかがでしょうか。タイ語で。
…英語も多分大丈夫でしょう。




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มากับชุดล้อคาร์บอน จาก Pearl Nippon Composit ในรุ่น Roadster Carbon 38 มม. น้ำหนักเบา ทนทาน
ん?
「軽くて剛性のあるパールニッポンコンポジットのRoadstar Carbon 38mmが付属します」

え、そんなブランドもあったんですか…?また謎が深まってしまった…。





.bikeなんてドメインあるのね。