ラピエール「新型のエアコードをチラ出しするぜ。」
 →直後に世界的なロックダウン。パリニースも途中で中止。以後話題皆無。

私の中では2021年モデルの新型の中で一番不遇な存在だと思うAircode DRS。
忘れてた人は素直に挙手しなさい。

はい、私です。

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私も忘れてたよ



もしかしたら読者の中に待ちわびている人がいるかもしれない。
そんな人へ、この不遇な新型について私からちょっとしたニュースを届けてあげよう。

最近のGroupamaFDJのツイート



この画像のステム回りに注目。

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わかるだろうか。
誰も記憶にないだろうが、ロックダウン以前のステム回りの配線はこんな感じだった。

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以前はPROステムの下にケーブルガイド付きのスペーサーやカバーという構成だったが、
今回の画像では、ケーブルガイドと同等の幅の四角いステムが取り付けられているのである。

ステムの内部を複雑な構造にせず、同幅のケーブルガイドを用意することで強度と軽量性を両立しながらスッキリな見た目を提供でき、
剛性感、重量、角度、etc...気に入らなければ社外品のステムを使用することができる。
ということを考えて開発した構造のように思える。




ケーブルが中を通っていないため、ステムの交換がとても容易。
「ステムの剛性が足りないからZIPPのステムに取り換えるぜ!」
「ハンドルの距離を調整したいから〇〇mmのステムに交換する!」
などが簡単に行えるのである。



ポジションに大きく影響があるステムは交換が容易にできたほうが良い。
ポジションの我慢をして身体がトラブル…というのは絶対にNGな行為だ。
この重要部分が専用品だと10mm長さを変えるだけで数人の福沢諭吉が吹っ飛ぶこともある。汎用品を使うことのできるメリットはとても大きい。

このシステムがLapierreのものか、とても密なSHIMANO(PRO)の開発かはわからない。
(もしかしてもしかすると、この四角いステムはPROのものなのかもしれない。)
どちらにせよユーザーにとってはうれしい構造なのではないだろうか。

ちなみに最近(2020/8/3)のピノ


リムブレーキのXeliusですね。山岳ステージだしね、この日勝ったのもベルナルだし。
41秒差で総合4位。頑張れ。

それで、いつ正式発表?





画像データを少し整理したので、過去の記事の画像が正常に表示されない方は当サイトのキャッシュを一度クリアしてみてください。