2020/8/15(土)に開催されたイルロンバルディアでは、少しずつ離脱していく先頭集団でTREK3人(ニバリ, モレマ, チッコーネ)、ASTANA2人(フルサング, ウラソフ)、JUMBO1人(ジョージ・ベネット)となっていく。
TREK圧倒的有利に見えたのですが、まさかのニバリが失速。
その後、ジョージ・ベネットの猛烈なアタックに残るTREK2名もついていけず。
ウラソフも引き離され、果敢に攻めるジョージと食らいつくフルサング…に見えたのですが、
一瞬の隙をついたようなアタックでフルサングがジョージ・ベネットを引き離し、20秒差で下りに突入、そのまま勝利しました。

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フルサングおめでとう

ゴール前の逆光がきつい

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ジョージベネットは2位

速度の表示があったところでスクショを取っていたのですが、

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段差か何かイレギュラーに当たり72kphでジャンプしているフルサングが撮れました。怖え。

遅れたTREK2名ですが、不運にもチッコーネはメカトラに遭いました。結局TREKは3人全員バラバラに。

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パンクではないように見えたがコンポーネント周りが原因だろうか…?



レース中、レムコが下りの最中にカーブで橋の壁に当たり、そのまま投げ飛ばされました。



首を固定されて病院へ搬送されたレムコでしたが、X線検査の結果、骨盤の骨折と肺挫傷とのことです(参考)。
新しい情報は上記DQSのリンクを確認してください。
BORAのシャフマンもコースに侵入してきた車と接触し、転倒しています。
運転していたのはご高齢な方だったように見えましたが、どうやって入ったのか。
なぜあのタイミングで横切ろうとしたのか。

同日のドーフィネ4日目でも集団落車が発生、総合勢のクライスヴァイク(JUMBO)とブフマン(BORA)らがリタイア。ログリッチも巻き込まれ、怪我を負いながらフィニッシュ。
この日勝利したのはBORAのレナード・カンナでした。

2020-08-16



ブフマンがいたらこの日のレナードの勝利はなかったでしょうし、BORAはどんな顔をしたらいいのかわからないでしょうね。

ベルナルは背中に問題があるとのことでこの日はDNS。昨日の雹が原因か?
しかし、スタートしなかったおかげで落車を免れた可能性もある。
彼のこのリタイアはツールへ吉と出るか凶と出るかはたして。

大事故のニュースが絶えないロックダウン後のサイクルロードレース。
これ以上暗い話題が増えないことを祈ります。





レムコの記事書いたら事故してしまったり、
グランピエモンテでチッコーネの勝利を予想!とか言ってみたら今回メカトラ起こしたり、
このブログ呪われてないよな…。 

あ、次の直近のレースは
2020/8/16~19 ツール・ド・ワロニー
2020/8/18 ジロ・デ・エミリア
です。