少し前(2020年4月)の記事ですが、ロングライド系の海外誌Granfondoが最高のオールラウンドバイクを求めて13のロードバイクをテストしていました。
ロードバイクでできることが増え、境界線が曖昧になった今こそ最高に汎用性のあるいいロードバイクを探そうぜ!的なこと言ってます。
用意したバイクは以下の通り
Argon18 Krypton Pro
SHIMANO Ultegra Di2 R8070
HED Vanquish GP V4 TL
7.55kg
€8340(約100万円とちょっと、国内定価フレームセットが41万円(税抜))
Bianchi Infinito CV DISC
SHIMANO DURAACE Di2 R9170
Fulcrum Racing 418 DISC
7.52kg
€8490(国内定価113万8000円(税抜))
BMC RoadMachine 01 ONE
SRAM RED eTAP AXS
ENVE SES4.5 AR DISC
7.73kg
€10499(約130万円)
Cannondale SuperSix EVO3 Hi-MOD Disc
SHIMANO DuraAce R9120
Hollowgram 45SL KNOT
7.73kg
€6499(約82万円)
Cannondaleのサイト見たらDURA-ACEのHimodはラインナップから無くなったのですね。
Cicli Nonanno Futomaki Disc
Campagnolo Record 12 Disc
Lightwolf-Laufräder: Pacenti Forza-Felge, Carbon TI X-Hub SP-Nabe
8.07kg
€7000(約90万円)
Focus IZALCO MAX DISC 9.9
SHIMANO DURAACE Di2 R9170
DT Swiss ARC 1450 DICUT DB, 48 mm
7.44kg
€8499、国内定価120万円(税抜)
LOOK 795 Blade RS DISC
SRAM RED eTAP AXS
Corima WS Black
7.95kg
€8999(約115万円)
OPEN U.P.P.E.R
SRAM RED eTAP AXS + THM Claviculaクランク
Mcfk Gravel 28"
6.41kg
€12000(約150万円)
グラベルバイクなのになぜか超軽量仕様のテストバイクが送られてきたそう。
Pinarello Dogma F12 Team INEOS Edition
SHIMANO DURAACE Di2 R9120
SHIMANO DURAACE C40 Tubelar
7.11kg
€11500(約145万円)
ROSE REVEAL SIX DuraAce Di2 Custom
SHIMANO DURAACE Di2 R9120
ROSE RC Fifty Disc
7.22kg
€6249(約80万円)
Specialized -Sworks Roubaix
SRAM RED eTAP AXS
ROVAL CLX 43 Disc
7.57kg
€11199(国内定価120万円(税抜))
TREK Domane SLR 9 eTAP
SRAM RED eTAP AXS
Bontrager Aeolus Pro 3V
8.08kg
€11299(国内定価119万7000円(税抜))
VOTEC VRC PRO
SHIMANO Ultegra R8000
MAVIC Ksyrium i19 UST
8.27kg
€2999(約38万円)
評価するライダーは以下
・Miguel Indurain ー 元レッドフッククリテリウムレーサー、プロのロードバイクガイド。そうあの彼の息子。
・Stefan ー フォトグラファー、チタン愛好家、ロードバイク世界旅行者
・Nina ー 庭師、カーディオの専門家、芸術好き
・Ben ー Granfondoのチーフ、グラベル好き、スプリンター
ロードバイクの重要な特性それぞれを評価
・ハンドリング
・加速、速度
・コントロール性、信頼性
・快適性
・楽しさ
テストはスペインのマヨルカ島で行ったそう。うらやましいなおい。
「ラボの結果だけが全てじゃない。すべてが数値で出るわけではない。数値が全てでもない。
あるバイクが絶対的なパワーの数値では勝てるかもしれないが、カードゲームではないのだ。
実際の道路ではバイクがどのように力を路面へ伝えるか、どのようにコーナーを処理するか、どのくらいブレーキが利くか、非常に重要だ。
空気抵抗の大きいバイクでも優れたポジションを取り続けることができ、実際は速かったりする。
結局、空気抵抗の75%はライダーだ。
多目的で経験豊富なテストライダーのフィードバックを取り入れながら、絶対的な評価を下すわけではなく、使用領域やコンセプトのターゲットを評価し、色々なアプリケーションに最高のパフォーマンスを提供してくれるバイクを探すのが目的だ。」
とのこと。
それでテスト結果に移ります。
The best road bike of 2020はArgon18のKrypton Proになりました。
「完璧なまでにバランスのとれたパッケージだ。
言及する弱点が無い極めて優れたオールラウンダーのスペシャリストだ。
モダンでコンパクトなライディングポジションと、フロント ー リアのバランスのとれた快適性はロングライドにうってつけ。
効率よく速度を維持し、正確なハンドリングをして、下りでは無限の楽しさを与えてくれる。
3D Plus Systemのソリューションも我々にはウケました。
バイクのフィット感と見た目を調整してくれる優れた機能だ。
初心者から上級者、プロライダーに至るまで、例外なく誰にでもこの自転車を推奨できるとテスターの全会一致だった。
まさに我々の求めていたものだ。」
とのこと。
BEST BUYにはROSEのREVEAL SIXが選ばれました。
「「こいつぁロケットだ!」「OMG!予想外だ!」
ROSE REVEALを試した後のテスターはこの2語しか言わない。
遊び心のあるplayfulな特性は、下りを楽しく過ごすことができ、登りでも足取りが軽く効率よく登る。
高いレベルの快適性、素晴らしい乗り心地、おまけにコストパフォーマンスがとても良い。」
とのこと。
その他
「Krypton Proの最大の強みはその汎用性の高さ。しかし、それは最大の弱点でもある。
欠陥や問題ではないが、何か1部分が欠落しているように感じる。
その感じる欠落した部分について傑出しているバイク3台。
好みや乗りたい場所に応じて、これらのバイクが良い選択肢になるかもしれない。」
要するに快適性、速度、軽量性の三角形をバランスよく配置したのがKrypton。
そのどれかが抜きんでているのが以下の3つ、という感じか。
・Specialized S-Works Roubaix
オールラウンダーのスペシャリスト。
石畳を最速で飛ばすように作られたRoubaixはまさにその名の通りである。
粗いショートカットな道を選択したり、下りを限界までプッシュする必要がないなら、これがピッタリの選択かもしれないね。春のクラシックはすぐそこさ!
・Pinarello Dogma F12
妥協のないスピード
Dogma F12はサーキットレースで表彰台をもぎ取るためのバイクだ。
他のどのバイクよりも私たちを速く走らせ、乳酸レベルを高くする。
妥協のないレーシングマシンで完全なスピード重視だが、それ故に、ライダーが犯すあらゆるミスを罰してくる。
君が黒帯で限界ライドをしたいのなら、これは君のバイクさ。
・OPEN U.P.P.E.R
市場で最も用途が広いフレームセット
軽さだけでなく、どのように分布しているかも重要だ。とはいっても、テストバイク中で最も軽量で高級なグラベルバイクだ。
セットアップは非常にレアだが、これはU.P.P.E.Rのフレームセットの可用性を印象的にデモンストレーションしてくれている。
あらゆる路面でロングライドをしたい?地元のレースに参加したい?グラベルやバイクパッキングを楽しみたい?
このフレームと2つのホイールセットがあればそれら全てより多くのことができるだろう。
このような結果になりました。
各バイクのリンク先に個別でそれぞれの要素が載っています。
気になるバイクがある人は参考に見てみるとよいでしょう。
筆者のwiggleオススメ品リストはこちら
私も前からKrypton Pro気にはなっているのだが、どこで実物見られるのこのフレーム…
ロードバイクでできることが増え、境界線が曖昧になった今こそ最高に汎用性のあるいいロードバイクを探そうぜ!的なこと言ってます。
用意したバイクは以下の通り
Argon18 Krypton Pro
SHIMANO Ultegra Di2 R8070
HED Vanquish GP V4 TL
7.55kg
€8340(約100万円とちょっと、国内定価フレームセットが41万円(税抜))
Bianchi Infinito CV DISC
SHIMANO DURAACE Di2 R9170
Fulcrum Racing 418 DISC
7.52kg
€8490(国内定価113万8000円(税抜))
BMC RoadMachine 01 ONE
SRAM RED eTAP AXS
ENVE SES4.5 AR DISC
7.73kg
€10499(約130万円)
Cannondale SuperSix EVO3 Hi-MOD Disc
SHIMANO DuraAce R9120
Hollowgram 45SL KNOT
7.73kg
€6499(約82万円)
Cannondaleのサイト見たらDURA-ACEのHimodはラインナップから無くなったのですね。
Cicli Nonanno Futomaki Disc
Campagnolo Record 12 Disc
Lightwolf-Laufräder: Pacenti Forza-Felge, Carbon TI X-Hub SP-Nabe
8.07kg
€7000(約90万円)
Focus IZALCO MAX DISC 9.9
SHIMANO DURAACE Di2 R9170
DT Swiss ARC 1450 DICUT DB, 48 mm
7.44kg
€8499、国内定価120万円(税抜)
LOOK 795 Blade RS DISC
SRAM RED eTAP AXS
Corima WS Black
7.95kg
€8999(約115万円)
OPEN U.P.P.E.R
SRAM RED eTAP AXS + THM Claviculaクランク
Mcfk Gravel 28"
6.41kg
€12000(約150万円)
グラベルバイクなのになぜか超軽量仕様のテストバイクが送られてきたそう。
Pinarello Dogma F12 Team INEOS Edition
SHIMANO DURAACE Di2 R9120
SHIMANO DURAACE C40 Tubelar
7.11kg
€11500(約145万円)
ROSE REVEAL SIX DuraAce Di2 Custom
SHIMANO DURAACE Di2 R9120
ROSE RC Fifty Disc
7.22kg
€6249(約80万円)
Specialized -Sworks Roubaix
SRAM RED eTAP AXS
ROVAL CLX 43 Disc
7.57kg
€11199(国内定価120万円(税抜))
TREK Domane SLR 9 eTAP
SRAM RED eTAP AXS
Bontrager Aeolus Pro 3V
8.08kg
€11299(国内定価119万7000円(税抜))
VOTEC VRC PRO
SHIMANO Ultegra R8000
MAVIC Ksyrium i19 UST
8.27kg
€2999(約38万円)
評価するライダーは以下
・Miguel Indurain ー 元レッドフッククリテリウムレーサー、プロのロードバイクガイド。そうあの彼の息子。
・Stefan ー フォトグラファー、チタン愛好家、ロードバイク世界旅行者
・Nina ー 庭師、カーディオの専門家、芸術好き
・Ben ー Granfondoのチーフ、グラベル好き、スプリンター
ロードバイクの重要な特性それぞれを評価
・ハンドリング
・加速、速度
・コントロール性、信頼性
・快適性
・楽しさ
テストはスペインのマヨルカ島で行ったそう。うらやましいなおい。
「ラボの結果だけが全てじゃない。すべてが数値で出るわけではない。数値が全てでもない。
あるバイクが絶対的なパワーの数値では勝てるかもしれないが、カードゲームではないのだ。
実際の道路ではバイクがどのように力を路面へ伝えるか、どのようにコーナーを処理するか、どのくらいブレーキが利くか、非常に重要だ。
空気抵抗の大きいバイクでも優れたポジションを取り続けることができ、実際は速かったりする。
結局、空気抵抗の75%はライダーだ。
多目的で経験豊富なテストライダーのフィードバックを取り入れながら、絶対的な評価を下すわけではなく、使用領域やコンセプトのターゲットを評価し、色々なアプリケーションに最高のパフォーマンスを提供してくれるバイクを探すのが目的だ。」
とのこと。
それでテスト結果に移ります。
The best road bike of 2020はArgon18のKrypton Proになりました。
「完璧なまでにバランスのとれたパッケージだ。
言及する弱点が無い極めて優れたオールラウンダーのスペシャリストだ。
モダンでコンパクトなライディングポジションと、フロント ー リアのバランスのとれた快適性はロングライドにうってつけ。
効率よく速度を維持し、正確なハンドリングをして、下りでは無限の楽しさを与えてくれる。
3D Plus Systemのソリューションも我々にはウケました。
バイクのフィット感と見た目を調整してくれる優れた機能だ。
初心者から上級者、プロライダーに至るまで、例外なく誰にでもこの自転車を推奨できるとテスターの全会一致だった。
まさに我々の求めていたものだ。」
とのこと。
BEST BUYにはROSEのREVEAL SIXが選ばれました。
「「こいつぁロケットだ!」「OMG!予想外だ!」
ROSE REVEALを試した後のテスターはこの2語しか言わない。
遊び心のあるplayfulな特性は、下りを楽しく過ごすことができ、登りでも足取りが軽く効率よく登る。
高いレベルの快適性、素晴らしい乗り心地、おまけにコストパフォーマンスがとても良い。」
とのこと。
その他
「Krypton Proの最大の強みはその汎用性の高さ。しかし、それは最大の弱点でもある。
欠陥や問題ではないが、何か1部分が欠落しているように感じる。
その感じる欠落した部分について傑出しているバイク3台。
好みや乗りたい場所に応じて、これらのバイクが良い選択肢になるかもしれない。」
要するに快適性、速度、軽量性の三角形をバランスよく配置したのがKrypton。
そのどれかが抜きんでているのが以下の3つ、という感じか。
・Specialized S-Works Roubaix
オールラウンダーのスペシャリスト。
石畳を最速で飛ばすように作られたRoubaixはまさにその名の通りである。
粗いショートカットな道を選択したり、下りを限界までプッシュする必要がないなら、これがピッタリの選択かもしれないね。春のクラシックはすぐそこさ!
・Pinarello Dogma F12
妥協のないスピード
Dogma F12はサーキットレースで表彰台をもぎ取るためのバイクだ。
他のどのバイクよりも私たちを速く走らせ、乳酸レベルを高くする。
妥協のないレーシングマシンで完全なスピード重視だが、それ故に、ライダーが犯すあらゆるミスを罰してくる。
君が黒帯で限界ライドをしたいのなら、これは君のバイクさ。
・OPEN U.P.P.E.R
市場で最も用途が広いフレームセット
軽さだけでなく、どのように分布しているかも重要だ。とはいっても、テストバイク中で最も軽量で高級なグラベルバイクだ。
セットアップは非常にレアだが、これはU.P.P.E.Rのフレームセットの可用性を印象的にデモンストレーションしてくれている。
あらゆる路面でロングライドをしたい?地元のレースに参加したい?グラベルやバイクパッキングを楽しみたい?
このフレームと2つのホイールセットがあればそれら全てより多くのことができるだろう。
このような結果になりました。
各バイクのリンク先に個別でそれぞれの要素が載っています。
気になるバイクがある人は参考に見てみるとよいでしょう。
筆者のwiggleオススメ品リストはこちら
私も前からKrypton Pro気にはなっているのだが、どこで実物見られるのこのフレーム…
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