Canyon Aeroadがようやく登場しました。
プロ選手が乗り始めてから発表まで結構な時間がかかりました。
コロナ禍の影響で世界で自転車の売れ行きが伸び、中国の工場はフル稼働だそうで、
必要な量の確保に時間がかかったのでしょうか。わかりませんが。
新型Aeroadはカムテール形状が深く、広くなったが、人間工学や乗り心地を考えてUCIルール内でエアロダイナミクスを最大化してはいないとのこと。
ボトル2本を加えたセットアップで45km/hのとき、ヨー角-20~20°の範囲で平均5.4Wくらい節約できるらしい。
CFRのデュラエース完成車が80万円。同グレードだと他のブランドが軒並み100~120万円の中、これはお安い(感覚麻痺)。
上位グレードで面白いのは従来のステム構造の変更やハンドルの幅変更や取り外し。
ハンドル幅を調整できるのはなかなか理にかなった構造だと思う。
M以降では390・410・430mm
S以下では370・390・410mmの範囲で調整できる。
ステムは購入時に別の長さのモノに変更できるらしい。
ステム・フォークコラム回りはこれにより、カットすることなくハンドルバーの高さを5mm刻みで15mm上下に調整できる。15mm。
正直めんどくさそう…。きれいな見た目のためにここまでする必要あるのか…?
少し感心した点はCF SLグレードはケーブルを内装せず、紐に対応させたこと。
ハンドルステムも従来通りの仕様なので、使いたいパーツにこだわりがある人はCF SLの方が選択肢に入る。
ケーブル内装の空力効果の違いは最大3W程度とのことで、Canyonはそこまで強調していません。
全体を見ても2.4Wくらいの差とのこと
CFRの重量は7.2~7.4㎏あたり。ピュアエアロロードにしては軽量なほうか。チューブラーならもう少し軽くなる。バルベルデは山岳でもこれ使ってました。
ボトルケージとガーミンマウントを付けた状態で7.3kgとのこと(Mサイズ)
グレード間でカーボンの積層の違いや重量剛性比が変わります。
CFRのフレームは915g。前作のSLX(おそらくディスクブレーキ仕様)は1010g。
CF SLXが990g、CF SLが996gだそう。
気になるのはフォーク周りの重量…。
海外誌のレビュー
bikerader
Aeroad CF
ドライブトレイン:SHIMANO DuraAce Di2
ホイール:DT SWISS ARC 1100 Dicut 62 DB(旧型?)
「まず第一に、非常に速い。
私のような30km/hで乗る人でも、セミエアロなGiant TCRと比較しても同じ出力で、速度の増加に気付くだろう。
ディープで剛性のありそうなチューブはその通りで、スプリント、登り、高速コーナーのどこでも無駄がなく、目的の達成を実感できる。
Stravaでよく通るルートのタイムが更新されるのを見ているのは楽しいね。
ヒルクライム特化のバイクではないが、剛性があり軽量なビルドなので、そこでも完璧に機能してくれる。
空力の違いを生むような長くて傾斜の緩い登りを、グループで高速で登っているようなシチュエーションは適しているだろう。
同じように、下りもロケットのようだ。前後のローターが160mmなのは必要に応じた賢明な仕様だ。
私はインテグレーテッドハンドルのファンではないが、このドロップ形状はとても快適で、上部もそれほど大きくないので、持ち難いことはない。
ハンドル幅を変更できるのはとても気に入ったよ。一体型の最大の不満点だからね。
DuraAceのセットアップもとても素晴らしい。
パワーメーター付きクランクFC-R9100-Pが付属しているんだ。とても価値がある。
悪路では少しアンバランスだ。ホイールも影響があると思う。
前輪17mm、後輪20mmと内幅が違い、タイヤの太さも違う。
後輪は28mmタイヤとシートポストのおかげで、とてもスムースだ。
フロントタイヤの細さと空気圧の高さ、高剛性のフォークの組み合わせは悪路でチャタリングする。
路面の欠損や小石、亀裂をタイヤで吸収せず、跳ね返してしまう傾向がある。
幸いなことに最大30mmのクリアランスがあるので、太いタイヤを履いて改善ができそう。
ホイールの最適化された幅とは変わり、エアロで少し不利になるが、多くの人が妥協して改善させるアップグレードだろう。
というか、このホイールは前後とも内幅20mmになり、リムプロファイルやスポークなどが改善された新しいバージョンがあるから、ちょっとよくわからない状況だ…。
(これ
)
新しいバージョンのホイールで悪路を走ると、また違う乗り心地だろう。
あるいはチューブレス対応だから、チューブレスでセットアップするのがいいかもね。
まともな道路を走る場合にはノーマルでも問題ないよ。
新しいAeroadは軽量で高速だ。おまけに競合よりも安い。
ハンドルバーのパラメータが納得できるもので、いい道路でライドをする場合は、不満はないでしょう。
ここイギリスのような、クソ道路な状況に住んでいる人はフロントを太いタイヤに変えるか、チューブレスのセットアップがおススメ。
レーティング 4/5
良い点
・剛性があってとても速い。
・軽量
・リアエンドに快適性がある
・バリュー
・パワーメーターが付属している
・ハンドルバーの幅が調整できる
悪い点
・フロントエンドは悪路では苦しい
・サドル(レビュー者のケツに合わなかった)
」
とのこと。
プロ選手が乗り始めてから発表まで結構な時間がかかりました。
コロナ禍の影響で世界で自転車の売れ行きが伸び、中国の工場はフル稼働だそうで、
必要な量の確保に時間がかかったのでしょうか。わかりませんが。
カンパ組もある
新型Aeroadはカムテール形状が深く、広くなったが、人間工学や乗り心地を考えてUCIルール内でエアロダイナミクスを最大化してはいないとのこと。
ボトル2本を加えたセットアップで45km/hのとき、ヨー角-20~20°の範囲で平均5.4Wくらい節約できるらしい。
CFRのデュラエース完成車が80万円。同グレードだと他のブランドが軒並み100~120万円の中、これはお安い(感覚麻痺)。
上位グレードで面白いのは従来のステム構造の変更やハンドルの幅変更や取り外し。
ハンドル幅を調整できるのはなかなか理にかなった構造だと思う。
M以降では390・410・430mm
S以下では370・390・410mmの範囲で調整できる。
ステムは購入時に別の長さのモノに変更できるらしい。
ステム・フォークコラム回りはこれにより、カットすることなくハンドルバーの高さを5mm刻みで15mm上下に調整できる。15mm。
正直めんどくさそう…。きれいな見た目のためにここまでする必要あるのか…?
少し感心した点はCF SLグレードはケーブルを内装せず、紐に対応させたこと。
ハンドルステムも従来通りの仕様なので、使いたいパーツにこだわりがある人はCF SLの方が選択肢に入る。
ケーブル内装の空力効果の違いは最大3W程度とのことで、Canyonはそこまで強調していません。
全体を見ても2.4Wくらいの差とのこと
CFRの重量は7.2~7.4㎏あたり。ピュアエアロロードにしては軽量なほうか。チューブラーならもう少し軽くなる。バルベルデは山岳でもこれ使ってました。
ボトルケージとガーミンマウントを付けた状態で7.3kgとのこと(Mサイズ)
グレード間でカーボンの積層の違いや重量剛性比が変わります。
CFRのフレームは915g。前作のSLX(おそらくディスクブレーキ仕様)は1010g。
CF SLXが990g、CF SLが996gだそう。
気になるのはフォーク周りの重量…。
海外誌のレビュー
bikerader
Aeroad CF
ドライブトレイン:SHIMANO DuraAce Di2
ホイール:DT SWISS ARC 1100 Dicut 62 DB(旧型?)
「まず第一に、非常に速い。
私のような30km/hで乗る人でも、セミエアロなGiant TCRと比較しても同じ出力で、速度の増加に気付くだろう。
ディープで剛性のありそうなチューブはその通りで、スプリント、登り、高速コーナーのどこでも無駄がなく、目的の達成を実感できる。
Stravaでよく通るルートのタイムが更新されるのを見ているのは楽しいね。
ヒルクライム特化のバイクではないが、剛性があり軽量なビルドなので、そこでも完璧に機能してくれる。
空力の違いを生むような長くて傾斜の緩い登りを、グループで高速で登っているようなシチュエーションは適しているだろう。
同じように、下りもロケットのようだ。前後のローターが160mmなのは必要に応じた賢明な仕様だ。
私はインテグレーテッドハンドルのファンではないが、このドロップ形状はとても快適で、上部もそれほど大きくないので、持ち難いことはない。
ハンドル幅を変更できるのはとても気に入ったよ。一体型の最大の不満点だからね。
DuraAceのセットアップもとても素晴らしい。
パワーメーター付きクランクFC-R9100-Pが付属しているんだ。とても価値がある。
悪路では少しアンバランスだ。ホイールも影響があると思う。
前輪17mm、後輪20mmと内幅が違い、タイヤの太さも違う。
後輪は28mmタイヤとシートポストのおかげで、とてもスムースだ。
フロントタイヤの細さと空気圧の高さ、高剛性のフォークの組み合わせは悪路でチャタリングする。
路面の欠損や小石、亀裂をタイヤで吸収せず、跳ね返してしまう傾向がある。
幸いなことに最大30mmのクリアランスがあるので、太いタイヤを履いて改善ができそう。
ホイールの最適化された幅とは変わり、エアロで少し不利になるが、多くの人が妥協して改善させるアップグレードだろう。
というか、このホイールは前後とも内幅20mmになり、リムプロファイルやスポークなどが改善された新しいバージョンがあるから、ちょっとよくわからない状況だ…。
(これ
)
新しいバージョンのホイールで悪路を走ると、また違う乗り心地だろう。
あるいはチューブレス対応だから、チューブレスでセットアップするのがいいかもね。
まともな道路を走る場合にはノーマルでも問題ないよ。
新しいAeroadは軽量で高速だ。おまけに競合よりも安い。
ハンドルバーのパラメータが納得できるもので、いい道路でライドをする場合は、不満はないでしょう。
ここイギリスのような、クソ道路な状況に住んでいる人はフロントを太いタイヤに変えるか、チューブレスのセットアップがおススメ。
レーティング 4/5
良い点
・剛性があってとても速い。
・軽量
・リアエンドに快適性がある
・バリュー
・パワーメーターが付属している
・ハンドルバーの幅が調整できる
悪い点
・フロントエンドは悪路では苦しい
・サドル(レビュー者のケツに合わなかった)
」
とのこと。
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