cyclingnewsによると、Aeroad CFRのシートポストはカーボンレールに適合するクランプが使われているようで、マンガンレールのサドルを使おうとするとクランプが合わないらしい。
使えなくは無さそうだけど、まあ怖いか。
海外のレビュー
「
10日間の期限があったから、その間のレビューになる。
新しいAeroadは想像通りの動きをするが、退屈なライドにはならない。
他の競合よりもパンチ力に欠けるが、レースで不十分ではない。
ロングライドでも十分な快適性がある。
短い期間で完全な評決をするのは難しいが、
新型エアロードは競争力のある軽量性、エアロダイナミクスの改善、快適な乗り心地があり、予算重視のレーサーやカフェサイクリストに支持されるだろう。
しかし、型落ちのDT SWISSのホイールというのは飲み込むには苦い薬だ。
クリンチャータイヤでセットアップされていることと、カーボンレールしかつけられないこともマイナーなバグだ。
まあ、それを置いても競合よりも2000ポンドも安いというのはでかい。
バリュー重視なら最高のロードバイクの1つだろう。
Aeroadはより軽く、より速く、より硬く、オリジナルと同等の快適性がある。
クリエイティブなエンジニアリングによるおかげだ。
良い点:
・快適性の増したジオメトリ
・とても快適性が良い
・エアロロードの中では軽量な方
・カットのいらないステム高の調整と幅を調整可能なハンドルバー
悪い点:
・ハンドルとステムが限定されるところ
・カーボンレールのサドルしか選べなさそう
・旧型のDT SWISS ARC1100ホイール
・チューブレスタイヤが含まれない
」
CyclingTips
Canyon Aeroad CFR
Shimano DuraAce Di2
DT Swiss ARC 1100 Dicut62
サイズ:XS
重量:7.19kg、ペダルとボトルケージ、サイコンマウント込みで7.41kg
「過去数年間に膨大な数のエアロロードバイクに乗ったが、前作のAeroadはお気に入りの1つだった。とてもエアロが効率的だったんだ。
これもまたいい感じで、パワーをかけると反応が良く、予想していたよりも快適で、履けるタイヤサイズの幅も増え、直感的に扱える。
見栄えの良いし価格も並外れて安い
まだ数週間しか乗っていないが、とても印象の強いマシンで、前作と比べて目に見える改善もある。
前モデルのディスク仕様はシャーシの剛性がUltimateよりも一歩遅れていた。
14%のフレーム剛性の向上は、路上に出ると顕著だ。
ステアリングコラムはこれまでと同じ硬さがあるし、全力でスプリントしたり、ハードコーナーに強く押し込むときに、フロントエンドまでしっかりとつながっていることを感じる。
ハンドルバーは3つのセクションがボルトで固定されているが、動いたりノイズが生じたりすることはなかった。
全体的に、新しいフレームセットはきびきびとして応答性が高く、Ultimateに近い感じになった。
アグレッシブなチューブ形状が乗り心地を損なうことはなかった。
他のエアロロードだと神経質だったりうるさくなる荒れたコーナーでも、とても落ち着いていた。
Canyonのマネージャーは「ライダーが感じる快適さのほとんどは、タイヤのエアボリュームによるものだが、新しい構造のシートポストで可能な限り柔軟性を高めることに注力した」と言っていた。
試しにDT Swiss ARC 1100ホイールを幅広のENVE SES4.5と28mmのSchwalbe ProOneチューブレスタイヤに変えてみたら、思ったとおりに快適性が向上し、コロラドに点在する未舗装路がAeroadを迎え入れてくれたよ。こういうオプションもありだね。
ハンドリングは期待通り。素早く、機敏で高速でも十分に安定している。
5mmのチェーンステー長のわずかな変化により、ステアリングをした時にリアエンドの感覚に注意が行くことを手助けしてくれている。
横風の安定性を少し高めれば、バイクのハンドリングはさらに改善される可能性がある。
62mmのARC 1100は非常に高速だが、私が思っているよりもはるかに飛ばされやすい傾向があった。
空力学的に効率を求めたマシンだが、様々なパフォーマンスのバランスをとるように考えると、前輪は50mmのバージョンにすることが良さそうだ。
ジオメトリは前作よりも短いリーチと高いスタックになり、快適に乗ることができるライダーの範囲が拡大した。
ハンドルバーの高さの調整も簡単だった。
基本的にはスレッドレスヘッドセットの構造なんだが、厄介なことが一つあり、ボルトを回すのに独自ツールが必要なことだ。
家で調整をしている場合は大したことではないが、路上に出て少し調整をしたくなった場合、ツールが無かったら非常に困ったことになる。
テスト中に従来のボルトだと調整に失敗するケースがあり、解決策として、プリロードツールがつくられたそうだ。
前作のAeroadよりも実際に速くなったのかどうかだが、Canyonの主張でも、45km/hで5W程度の差だ。
現実的なペースでは、もっと差は小さい。
すでに最高のバイクの1つだったものを改善することは小さな偉業ではない。
他のプレミアムなエアロロードと違い、Canyonの説得力のある主張部分もある。
コンペティティブな空力特性を備え、応答性が高く、とても快適で、癖や注意点がほとんどない。
もし私がこのようなバイクの市場にいたら、間違いなく新型Aeroadは候補リストに入っていただろう。
しかし、Aeroadを現在すでに所有している場合、アップグレードの余儀なしと感じるかどうかはわからない。
この最新モデルの方が確かに良いが、既存のモデルも既に良い
良い点:
・とても競争力のある空力効率
・重量と剛性が優れている
・乗り心地が良い
・賢明なコクピットデザイン
・磨かれたハンドリング
・価格
悪い点:
・ヘッドセットの調整方法
・優れた前作からの改善が控えめ
」
とのこと
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