Schwalbeが5年ほどの歳月をかけて開発したポリウレタンチューブ Aerothanが発表されました。
Tubolitoなどが最近は注目を集めていましたが、老舗も参入です。

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熱可塑性ポリウレタンを使用したチューブとのこと。
47Nの2倍の力に耐える耐パンク性を持ち、スネークバイトテストのパフォーマンスも良好。で、熱耐性も高い。
Schwalbeのテストでは78km/hの速度で150°以上に耐えることができたそうです。
というわけで、リムブレーキにも使える。

パンクした場合でも、ゴム製のチューブよりは空気が抜けきる速度がゆっくりとのこと。
それでいて、ラテックスチューブと同等の転がり抵抗と乗り心地も提供すると言っている。最強かよ

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ロードバイクで使われるサイズは41g
Schwalbeがいうにはバイク一台あたり100gほど軽量化できる。



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接着剤のいらないパッチも用意される模様。

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バルブはプラスチック製。
いくつかのねじ込むタイプのポンプとは互換性がないかもしれないとのこと。

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価格は$32-$35とのこと。
4000円切った販売だとありがたいですね。

チューブレスセットアップのホイールのバックアップ用としての用意がおすすめとある。
たしかに、ツールケースの中に厚いブチルチューブを入れておくのは嵩張りますし、そこを軽量でコンパクトにしてしまうのはいい手段化もしれません。チューブレスで完全にパンクすること自体稀でしょうし。
リムブレーキでも使用できるし、販売されたら1つは欲しいかも。

road.ccで使用レビューがありました。



・パフォーマンスは良い
・乗り心地もラテックスのように良い
・パッチは全然だめだった
・空気圧は2日間安定していた。

とか書かれてました。