Bottecchiaのフラッグシップモデル EMME4 SuperLight(チームカラーモデルはM4 SQUADRA)



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今年、BottecchiaはAEROSPACEというケーブルフル内装のバイクを出しましたが、プロチームのAndroni Sidermecはそれを使わずずっとEMME4を使っています。

なんかSYSTEM6並みに可哀想なモデルだなと思っていたら、EMME4もいつの間にかケーブルが内装化されていました。


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一応、公式サイトには製品リンクができている。しかし、画像が旧モデルとごちゃごちゃになっている。

これ、気付かんぞ…。


Bottecchia EMME4 SuperLightがケーブル内装化を果たし、EMME4 SLIとなっていました。

Super Light Integratedです。そのままですね。


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ケーブル内装によるヘッドチューブの大口径化により、剛性と安定性が23%上昇したそうです。

ヘッドは上下1 1/2インチになりました。

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アラネラを使っていることから、内装システムはおそらくDEDAのDCRだろうか。
ジャンクションポイントも内装化しながらも、金型に沿ってカーボンレイヤーを正確、均等に配置し弾性・反応性を最大化するBottecchiaのMONOLITH Technologyによりパフォーマンスや軽量性も維持しているそう。

シートクランプは内装化しなかったのね。

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おそらく、モノリスしてるのはイタリア製、それ以外は大陸製だと思われる。ソース?過去にT2というモデルがあってカーボンdうわなにをするやめr

2020/12/11追記
全部大陸製っぽい。ソースはいつか。


公式によると重量はMサイズで780g、フォークは330g。

フレームはドロップアウト交換式でキャリパー使えると書いてあるけど、前モデルのコピペの可能性もあるのでなんとも言えない。本家カタログにはリム仕様もあるっぽいね。

BBはPF86。

ジオメトリはおそらく前モデルと一緒だと思うので代理店サイトより。

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スローピングの強めな車体だからなかなか独特な数値。

カラーリングも豊富
※リムブレーキ車は恐らく前モデルと思ってたけど本家カタログにはあるね

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上に貼った公式サイトにバイクがぐるぐる回るYouTubeのリンクがいっぱいあるのでそれ観てね。

価格はわからんが前モデル考えるとフレームセットで税込で50万円くらいかな?

ボッテキアの2021年のWEBカタログ
当然ながらこれにはちゃんとEMME4SLIはあります。



ニュース記事の検索結果
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なし


国内代理店のブログ記事(2020年2月)

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ハンドル周りのケーブルの取り回しが違うのに何も触れず旧製品をアピール…。FOCUSにお熱か。

以前試乗したときに「ウワナンダコレスッゲエナ」的な感想しか出なかったので、機会があればなぁと思ってるバイクですが、このような扱われ方をされるのは残念極まりない…グランツールでもモニュメントでも使われているバイクなのにな…。




以前から少し気にしている部分


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ヘッドチューブが大口径化したり、ディスク用とリム用のフォークがあったりとするのにUCIの承認はフレームもフォークもずっとこの番号1つのままなんだよな。

SCOTT FOILなんかは内装化したフォークに新しい承認を受けたりしてるはずだけど、この差はなんだ…?
イタリアの町工場を守るためってヤツか?