TRedというイタリアのバイクブランド
今日の登場はチタンバイク。ケーブルはフル内装です。

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64チタンをCNC加工して、DEDAのDCRシステムを用いる方法の模様。

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DCRは機械式であっても内装することができます。バイクメーカーの独自規格以外はだいたいできるか。

フレームセットは6890ユーロ。
Limited Venti Editionという完成車は9920ユーロ。

ここからはそのLimited Venti Editionの話

特徴的なのはドライブトレイン

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カスタムしたSRAM FORCE AXSに、
ROTOR ALDHU クランクセットとP2MAXのパワーメーター。
チェーンリングのオプションは52-36と54-42。
AXSのFDって16Tのキャパシティあったっけか…?

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セラミックスピードのOSPW
ブレーキはJuintechのYokozunaのケーブル引きの4ピストン油圧と書かれております…が、
正しくはjuintechのGT-Fというキャリパーではないかとのことです。
ブレーキローターはたまに聞くashima


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Aliでも売ってるのね…。
紐油圧とのことで、シフターはリムブレーキ用のものです。

スプロケットのオプションは11-29、11-32、12-29というなんとカンパ仕様。

重さ180gでRECON製のワンピーススプロケットだとか。
51mmのチューブレスホイールも付属するようです。フォークと同じtoot製。

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サイト見てると注文してからのプロセスがなかなか多そう。

購入した人は教えてね。



この記事の何が貴重かというと、

ケーブル内装システムで紐式のブレーキを使っていること。
できるの?できないの?
という、全然話題にも上がらずずっと疑問に思ってたことをぱぱっと解消してきた。

機械式の油圧ブレーキのシフターは重い。

ライトやらサイコンやらただでさえゴテゴテつけるフロント回りはもう少し重量面でシビアになってもいいはずだと思うのだが…。

油圧ブレーキ化やケーブルの内装化によって色々な選択肢が狭まった昨今で、このようなバイクが現れるのはとても興味深いことなのです。個人的に。