ジルベールは先週開催されたUCIのProfessional Cycling Counsil(以下PCC)のミーティングに参加したらしい。

そこでは2021年シーズンの安全性についての取り決めがあった。
これね。



そこでは"フィニッシュ前のストレートにはバリアを設置する"等、レースの安全性向上のために14のレースプロトコルの変更があった。

ジルベールとトレンティンはThe Rider's Unionの代表として、この会議に参加していたが、ジルベールはプロトンからの代表者が少ないことについて不満を口にする。

UCIの安全性のプロトコルやライダーの利益を守るCPA(Cycle Professional Associate)の能力の不足について普段から不満を口にしている同僚達が、それを議論するテーブルに参加しないのだ。

選手はこのふたりだけだったそうな。

The Rider's UnionというのはUCI非公認の組合組織。CPAが完全に信頼を失い、価値のない組織(モロコフ談)に成り下がったため、新た設立された。



ジルベール「マッテオと俺だけ。参加する価値はあったのかね。

CPAは定期的にライダーへ参加を促しているがいつも誰も来ない。

俺も俺のために参加しているわけではない。
20代のライダーこそ参加すべきだが、彼らは十分な時間がないのだろうな。

ライダー達は年がら年中不満を口に出しているが、それは利口ではない。

何かを変えたいのなら、その目的の叶うときに口を開ける必要がある。それが木曜日のミーティングだったんだ。

バリアについては多くの議論がなされた。
多くの場合、プロファイルが適正でなかったり設置が遅すぎる。 
フィニッシュ前のたった300mだ。

ライダーは60kmに到達したときに既に横にバリアがあってほしいんだ。

ミーティングでは、コースに入る乗り物についても議論がなされたよ。
今年は怪我をしたからテレビでレースをよく見たけど、ロードレースを観ているのか、MotoGPを観ているのかよくわからなくなった。あんなにいっぱいいて意味あるのか?

俺はライダーが車両を直接パスしなくてもいいようにコース外を迂回するシステムを広範囲に適用させることを提唱したよ。
過去5年間の中でもっとも重要な発明だね。」

とのこと。

SNSで発言し易くなった分、口と行動が違うとそれもそれで目立ってしまいますな。




以下PCCと書いてそのあと1度も使わなかった…

その他
「シルベール おこ」
で検索したら出てきた画像

IMG_5802
IMG_5801

2012年のツール18ステージとのこと。

イッヌも柵のないところは禁止か暴走したら飼い主に€200くらい罰金を課そうか。