Taipei d&i award 2021というのがあるらしく、選出された製品をbikerumorが紹介している。


その中でjagwireのブレーキパッド、
キャリパーとパッドの間にグラフェンを配合した熱伝導素材を仕込むことで効率良くローターやパッドから熱を逃がす。
というアイデアがある。

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ローターやパッド表面に熱が溜まると、フェードしたりローターが歪んだりするらしい。

薄い熱伝導シート1枚でどれほど効率が上がるかは不明。
まあCPUクーラーに使う熱伝導グリスもちっぽけな量で大分変わるらしいしそういうものか。

ディスクブレーキ車はブレーキ熱が溜まりリムが壊れたりチューブがバーストしたりすることはないだろうが、ローターの歪みやフェードの発生はもちろんブレーキの効きが悪くなる。
それらがそれぞれ何度で起こるかは知らんが、「ディスクブレーキだから下りもらくちん!」というキャッチコピーを過信しすぎて下りでズルズルとブレーキを当て続けるのはやはりだめなのだろうね。