先日のレースでハンドルが折れたマチュー・ファンデルプールの新型AEROAD。


その破損の調査のため、
CANYONは該当の専用ハンドルを備える新型AEROADに対して使用の中止を呼びかける声明を出した模様。
CANYONのサイトを見ても特にそのような声明文を見つけることはできなかったが、
新型AEROADの購入者のみに通知が行っているのだろうか?


CANYONはプロチームに対して、Ultimateか旧型のAEROADを代替のバイクとして使うようにも言ったそうな。



CanyonのCEOアーミン氏「私たちは出来る限り早く新型AEROADに対して品質と安全を満たす努力をしています。」

創設者ローマン氏「幸いにもマチューは落車しなかったが、根本的な原因が判明するまで誰も危害に遭わないようにしたい。

そのためCanyonは影響を受けるAEROADを持つお客様に対して、使用を中止するよう求めます。

とのこと。
開発部門は、新型AEROADのコクピット(型番:CP0018、CP0015)の調査を直ちに開始するそうです。


すなわち新型AEROADのCF SLXとCFR
汎用のフォークコラムを備えるCF SLは関係なし。

可変式の構造がダメだったか?←壊れた箇所が違った
クランプの締めすぎか?←違うかも
CANYON製の専用クランプが原因か?ハンドルバーの設計に構造的欠陥があるかもしれない←いまここ

というわけで調査中です。

マチューがクラッシュしなかったのは鍛え抜かれたアルカンシェルレベルのバイクコントロールスキルがあったからかもしれず、一般人ならば大事故に繋がる恐れもあります。
購入者はちょっと様子見した方がよいかもしれません。

シートポストが内部で削れるという問題も起こっている新型AEROAD。
CANYONが安めとはいえ、CFRは完成車90万円、CF SLXは60万円するお値段。


ハンドルのマウントが独自規格だから他のハンドルで代替するという手もとれません。
買って早々問題続出とはユーザーもたまったもんじゃないですな…。



緊急性の高い記事は11:11より前に投稿することもあるさ