SRAMがGX Eagleを無線電動化させました。
上から3番目だっけ?


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↑pinkbikeが上げているこの画像の作成日は2021/1/11のタイムスタンプでした。 



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↑私がこれ書いたのは2021/1/12でした。

笑うわこんなの。
知った上で情報小出しにしてくるメディアに右往左往させられないようにしたいぜ。無理だがな。


GX Eagle AXSのおおまかなスペック
・Eagleドライブトレインに対応。
・10-52tカセットに対応
・クラッチシステム搭載
・IPX7防水
・リアディレイラー 454g
・シフター 68g
・シフター、ディレイラー、バッテリー、充電器のセットで$600

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MTBはブレーキとシフターが別れているので交換も容易です。好きな組合せで使えます。変速はSRAMでブレーキはShimanoも可能です。


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アプリにてシフターのボタンは反転も可能みたいです。

シマノが2×6の思い出アルバムを作っているうちにSRAMは1×12や電動変速を拡充させます。

RIVALもAXS化するという噂もあります。
今回の件もありますし、火のない所に煙は立たぬということで、やはり年内にリリースされるのだろうなと思います。

機械式変速と電動変速、製造ラインをどちらか片方のみにするならば、確実に電動変速の方が安上がりです。

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このような小さい部品の組合せでレバーを引いたり解放したりしたときのワイヤーの移動量、ディレイラーの移動量を考えながら何度も計算して金型作って試作してテストして…を繰り返すよりも、

シフターはスイッチで電波(電気信号)を飛ばすだけ。
受け取った電気信号によって動くディレイラーの移動量はモーターが動く量をプログラムで調整するだけ。微調整もデジタル。
言うなれば、操作が予め設定・制限されたラジコンカー(異論は認める)。
素人でもアプリポチポチで調整できる。

平行開発をしないならば、開発コストを想像すると明らかに後者のほうが安いでしょう。
プログラム部分は1度作ればあとは多少の書き換えしかしないでしょうし。

ただ電動変速を体験すると、ワイヤーの操作感が気持ち良く感じることも確かですし、その気持ち良い変速のために多くの努力がシフターに詰め込まれていることもわかります。

100年の歴史を持ち、どのグレードでも機械式も電動も正確なシマノ。老舗であるが故に、その技術は捨てることはできないでしょうし、私も続けて欲しいと思う。


一方、コンポーネント界では新しめでそもそも機械式も得意とは言えないSRAM。
電動でもファッキン言われてましたが、
新しい技術や製品リリースに対してもフットワークが軽く見えますし、機械式変速を捨てることに戸惑いはないだろうなと思います。

この2社が今後どのような開発の道を進んでいくか、その結果はスポーツ自転車のシェア争いにやはり影響は大きい気がする。
国内は知らぬ。