bikeradarが昨年登場したLapierre Aircode DRSのレビューをしてます。






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テスト車のスペックは8.0なので上から2番目
・SHIMANO Ultegra Di2
・7.87kg(Lサイズ)
・DT SWISS ARC1100ホイールとGP5000TL 25mm


「Aircode DRS 8.0は吹っ飛んだライドをしてくれた。
スーパーアグレッシブなジオメトリが、脚を回すとすぐに緊張感をもたらしてくれる。

ケーブルを上手く配線したフロントエンドはとても硬く、これがハンドリングの鋭さとなり、ステアリングの入力に素晴らしく素早く応答してくれる。

他の多くのエアロロードは機敏さよりも直線での安定性を持っているが、Aircode DRS 8.0はそのようなエアロロードよりもエッジのあるレース-ハンドリングだ。

8.0はアルテグラDi2に11-28tのスプロケットと52/36Tのチェーンリングを備えていて、賢明な構成だ。平坦でとてもハイスピード。登るにも十分なワイドさがあり、Aircodeは登りでもよく機能してくれる。

剛性もよく、ドライブトレインを通じて効率的に伝達してくれる。すべてのペダルストロークが脈打つような加速であなたを押してくれる。

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Aircode DRS 8.0には、DT SWISSの1100DBホイールを履いていて、これも価格に見合っている。
SwissSideの風洞で開発された50mmハイトのこのホイールはモダンなワイドリムと、DTの軽量ハブを組み合わせている。ペアで1472g。これにコンチネンタルのGP5000TL 25mmが履かされている。素晴らしい。
重量のペナルティを受けずにエアロの利点をもたらし、風に対してもとてもよく対処してくれる。
強い横風ではステアリングに圧を受けるが、コントロールするのは簡単だ。

サドルはプロロゴのDimensionショートサドルのNack(カーボンレール)仕様。
フロントエンドはケーブルを内装できる専用ステム。
エアロハンドルバーはフラット部を快適に持てるように作られており、セミコンパクトドロップの形状はエアロデザインを最大限に活用した低姿勢を長時間維持できるだろう。

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バーの上部のカバースロットの4つのプラグは、付属のTTエクステンションバーの為の部分。
プラグを外してボルトを差し込めばタイムトライアル仕様だ。
エクステンションバーはエルボーパッドとスペーサーが付属していて、30mmの高さ調整と100mm以上リーチ調整ができる。
ウィギンスのようなハイポジションでのTTバーは難しいが、昔ながらのロープロポジションは十分に可能。スマートで汎用性のあるオプションだ。

Atrcode DRSはエアロバイクのジャンルに素晴らしい追加を施した。
高速で効率的なバイクだが、優れたオールラウンドバイクのような扱い方ができる。
乗り心地はしっかりしている感じだが、酷くはない。このスタイルのロードでは通常ない快適さだ。

28mmタイヤを履けば、クッション性はもっと良くなるだろう。でも、25mmのコンチネンタルは霜傷のある1月の路面でも十分なクッション性を持っていたよ。

Aircode DRSは驚くほど優れたエアロレースバイクで、素早く、正確なハンドリングと優れた快適性をもち、ボルトオンエアロバーのおかげで多様性が追加される。
私は技術的な成果を称賛し、非常にうまくまとめられたとても価値のあるパッケージだと認めます。

評価 4.5/5.0

良い点:
・速い
・俊敏性があり、素晴らしい装備

悪い点:
・英国の道路では28mmのタイヤが欲しい」 

とのこと。




ウィギンス

Wiggins TT position in yellow

シュレックとの比較



 
Leg Arm Lengths

TTバーが高いというより、ブルホーンハンドルが恐ろしく低くて、そこから一般的な高さまでスペーサーモリモリという感じか。腕は伸ばし気味で。