BIKE ACTION MAGAZINEのBianchi Specialissimaのレビュー。
$12250で、SRAM REDにVISION SC40ホイールのモデルとのこと。
同モデルの日本価格は140万円(税抜)

YQBY8-SC

 



ライド前に構成の不満点:
・$8000以上のSRAM RED AXSのモデルでパワーメーターなしは適切じゃない
・46/33クランクに10-28tスプロケ。このレベルのバイクには48/35Tのクランクに10-28tか登り用に10-33tのスプロケットでいいのでは?
・Vision SC40ホイールはチューブレスでワイドリムでモダンでいいけど、1600g超えのエントリーレベルのホイールで小売価格は$1000。$12000超えの完成車でこのホイールが付いてくるのは大きな失望。
・K-forceのシートポストとFizikのサドルは良い

以下ライド

Bianchi-1_e


「スペシャリッシマは従順なイタリアンレースバイクだ。ブランドとしての経験と進化の良い例と言える。
ハンドリングは締まっていて反応が良いが、剃刀の刃のようなコーナリングには感じない。
その代わり、必要になればもっとリーンできるような安定した感覚で簡単にタイトなコーナーに飛び込むことができる。

シッティングでもダンシングでもパワーはフレームを介して瞬時に駆動力になる。
フレームは私たちがトップレベルに求める剛性があり反応が良い。
快適性を意識したデザインは27.2mmのシートポストのセットバック部分くらいだが、全体的に快適で非常に良い印象だった。

バイクの問題はビアンキではなく、コンポーネントのチョイスだった。
大きな登りの後の下りでは、ギアが不足した。46×10の最大ギアはこのスタイルのバイクには小さすぎる。

このバイクを乗って得る(周りの)反応を考えると、ビアンキは疑いなく釘付けにするバイクの美学を持っている。
チェレステ色のバイクへの誉め言葉、質問、関心は会話のきっかけとなる。
チェレステに関心が無ければ、他に3つのカラーオプションもあるが、これはビアンキの名高いレースのレガシーを最もよく現すものだ。

あらゆる点で象徴的
高価だがモダンながらクラシックでもある
ギア比だけ変」

とのこと。
ギア比構成は山用のクロスレシオってところかな…