granfondo誌

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フレーム:MERIDA SCULTURA V TEAM
ホイール:VISION METRON 45 SL
タイヤ:コンチネンタル GP5000
重量:6.93kg(Mサイズ)

「新しいバイクに乗った時の最初の数メートルほど明瞭でエキサイティングなものはない。
SCULTURA V TEAMでの最初の数メートルで素晴らしく感じたのは快適さの部分だ。
ボリュームのあるcontinentalのタイヤ、フレームコクピット、シートポストのもたらす柔軟性の相互作用により、ラフな衝撃も顕著に低減してくれる。
特にシートポストは快適で、このカテゴリのサラブレットバイクではめずらしい。
ハンドリングに関しても弱点が露出することはなく、安定性と敏捷性のバランスがとれていて、強張らずにスムーズな直進安定性がる。
高速コーナーで超アグレッシブなわけではなく、狙い通りに正確なラインを引ける。
このバイクは敏捷性とダイレクトなハンドリングの微妙な境界線をマネージしている。
初心者ではなく、プロが期待し求める価値の部分だ。
振動減衰も優れているので、リラックスしたクルージングを邪魔することもない。
アグレッシブなライディングポジションではペダルを踏むことを薦める。それをすることで、このバイクは本領を発揮する。
軽量性のおかげで、登りでも常に加速することができる。
しかしながら、52/36Tのチェーンリングと11-30tのスプロケットがギア比では長く急な上り坂を登るには強い脚が必要になる。
平坦と下りでSCULTURA Vの改善された空力に気付くことができる。
28mmのcontinental GP5000はぬれた路面でも十分なグリップをもち、コーナリングやブレーキングも難なく行える。
バイクの柔軟性は悪路でもスムーズな乗り心地に貢献し、安全性も向上させている。

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SCULTURA Vは快適性を損なうことなくパーフェクトなレースパフォーマンスを備えるバイクだ。
速く走るのが好きで背中を壊したくない人にも魅力的だ(ジオメトリが極端に伸びたりせずコンパクトに収まっていると書いてる) 。
これより快適なのはオールロードバイクくらいだね。

いい点
・レースバイクとしてはとても快適
・どのシチュエーションでも早い
・内装で見た目がきれい
・新型DuraAceのシフト・ブレーキのパフォーマンス
・30mmのタイヤを履けるパフォーマンス

悪い点
・シートポストクランプのボルトの位置
・コクピットオプションの制限
・リアクト程空力がいいわけではない

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とのこと
シートポストクランプのカバー外した画像なかなか見つからんね…